9月4日は三浦春馬さんの四十九日
四十九日とは仏教用語のひとつで命日から数えて49日目に行う追善法要のことを
指します。
なぜ49日なのかといいますと、仏教では人が亡くなるとあの世で7日毎に極楽浄土へ行けるかの裁判が行われ、その最後の判決の日が49日目となるためです。
(七七日[なななぬか・しちなのか]と言われることもあります。)
7月18日訃報は仕事が終わった夕方、ヤフーニュースの見出しで知りました。
見出しが目に飛び込んできたときに、「え?あの三浦春馬?なんで?本当に?え~!」を
何度も繰り返し呟いてしまい信じられませんでした。死因が自死ということも衝撃でした。
思い返すと子役の頃以外はほとんど視聴していて、
ファイトの15歳以降の三浦春馬出演ドラマはどの作品も記憶に残っています。
オーディションに三浦春馬がいると他の子役は「あいつがいるならダメだ」と言わしめるほど
役を総なめしていった天才子役だったようです。
映画「キャッチアウェーブ」でサーフィンを特訓披露し
その後もごくせん3で共演した三浦翔平さんとサーフィン仲間になった春馬さん。
「十四才の母」
社会現象になった作品。三浦春馬の名が広く周知されまっすぐなまなざしが印象的でした。
「ブラッディーマンデイ」
初主演作品では、ハッカー役がカッコよかったですね。
同じ事務所の佐藤健さんとHTという名でニューヨークロケしたDVDも発売され、
まだこのころは英語が話せなかったけど舞台への夢を膨らませて
この旅をきっかけに英語の勉強を始めたんですよね。
「サムライハイスクール」
2クール連続の主演で、過酷な環境にキャパを超えてしまい、
俳優辞めて茨城に帰って農業やりたいと悩んだ時期らしいですが
そんなこと全く感じさせず、頼りないなよなよした普段の高校生の彼と、
サムライの霊が乗り移った時の演技は剣劇も見事で、眼光鋭く迫力がありましたし
将来大河の主役を務めるだろうと感じさせるオーラがありました。
岸谷五朗さんとの親子役共演をしていて、その後、地球ゴージャスで舞台を経験して
舞台が楽しくてバク転もバク宙もできるようになって、
舞台無しでは生きていけなくなるほどのめりこんでいったんですよね。
「大切なことはすべて君が教えてくれた」
オトナっぽくて20歳でなんと先生役。当時初回の宣伝映像が衝撃的で
面白そうだからみようと思ったドラマでした。
生徒役にも今活躍している俳優さんばかり。豪華でしたね。
再び見返してもこの人も出ていたの?って発見があります。
東日本大震災の頃で、視聴率はあまり高くなかったらしいけど、
すごくおもしろかったしラストも良かった。
「陽はまた昇る」
警察学校の生徒役。佐藤浩市さんから多くを学んだと語っていた作品
チャラい青年が就職難で安定した就職先として警察官を目指すのだけど
佐藤浩市演じる教官のスパルタ指導のもと、教場の仲間と試練を乗り越え
立派な警察官へと成長するお話でした。
短髪にすると男くさい顔立ちに見えるのが不思議。
「ラストシンデレラ」
パーマ長髪がこれほど似合うとは。彼にしか出来ないだろうな、というほどはまり役で、
あのクシャっとした笑顔、瞳はキラキラと透明感があって色白で清潔感があり
手足は長く、顔は小さくて、王子様そのものでした。
年上の共演者ばかりの中で弟みたいに可愛がられていて、
ドラマからも良い雰囲気が伝わってきました。
ビストロSMAP出演時はあのキムタクと並んでも彼を超える美しさでした。
(あくまで個人の感想です。)
少女漫画から出てきたようなくさいセリフもさらっと言えちゃって
あの色気は世の女性を虜にし、その美しさに嫉妬するだろうなという罪深さがありました。
キンキーブーツのローラの美しさも、あの春馬さんだから出せるんだろうな。
「僕のいた時間」
難病ALSというものを世に知ってもらうために彼がドラマの企画を持ちかけたというほど
力の入った作品。7kg減量し見ているのが辛いくらいの熱演だったけど、彼は愛され支えていくれる家族と彼女がいて、生きる目標があって救われるドラマでした。
ALSという病気は、最近では札響コンミスの大平まゆみさんが発症し退団しました。
ALS患者が安楽死を希望し、金を受け取り実行した医師が逮捕された事件もありました。
「殺人偏差値70」
東大の入試に遅れないために爆弾を仕掛けたというメールを送って、
開始時間を遅らせたことを気が付いた男に脅迫されるというお話で精神的にヒリヒリします。
サムライハイスクールでも共演した城田優と2人が本気でぶつかり合う演技が凄くて。
2人はオトナ高校でも共演するけどプライベートでも仲良しでしたね。
ずっとミュージカルの話ばかりしていたらしく、英語で会話するなど
練習も欠かさなかったようです。やっぱり海外での活躍を目指していたんでしょうね。
進撃の巨人の時に外国人からインタビューを受け英語で答えたら、
聞き返された時にとっても悔しそうな表情をしていて、その後はもっともっと
英語の発音も上達させようと考えて英国留学をしたのだと思いました。
笑っていいともでは180度開脚を披露するほど体も柔らかく
舞台のダンスでのあの高い足上げ、切れの良さは天性のものと努力の賜物でもあり
腕の筋肉も握力も凄く、ボルダリングも趣味。
もともと歌のうまさはファンや同じ事務所のタレントの間では周知されていたけれど
タウンワークのCMの前に浦井健治さんと同じボイストレーナーの指導を受け、
歌唱力もどんどん上達していった春馬さん。
とにかくとことん努力する完璧主義者の人で
キンキーブーツの為にさらに1か月ニューヨークでボイストレーニングの特訓を受け
番宣でキンキキッズの番組で体力測定した時は
握力の強さ、立位体前屈でみせた柔軟性、有酸素運動持久力も
すべてが同年代の平均以上で、26歳で10代の身体能力を見せていた春馬さん。
あのハイヒールで大迫力のダンスと歌唱を繰り広げるセクシーなローラは
この並々ならぬ努力と才能の賜物だったのでしょうね。
「オトナ高校」
春馬さんが出演したことを意外性を感じながらも、毎回爆笑しながら視聴していました。
当時ラストシンデレラの王子様とは全くイメージの違う、コミカルで振り切ったチェリート君は
超ハンサムが全力で変顔して三枚目を演じていて演技の幅の広さを見せてもらいました。
当時スマップの香取さんの報道番組が終了した後枠ドラマで、他の不祥事を起こした俳優の代役として事務所から帰国を促され、留学を中断して出演したと言われていますが、
そのことについて、あさイチでは
長く行きたいと思っていたのですが、仕事が早まったり、プライベートな事情で結局2か月しか居られなかった。
と語っていました。
「TWO WEEKS」
この作品ですっかりオトナの色気ある男性に変貌した三浦春馬さん。
でも、このころからちょっと痩せて顔色が悪いようにも見えました。
主題歌を最初聞いた時、EXILEの曲に似ているけど、声が三浦春馬!
歌っているのが本人ということにも驚愕しました。
韓国ドラマのリメイクだっていうのは後から知ったのだけれど、
アジアスター賞を受賞し、韓国に招かれた際の歓声からも
世界の三浦春馬なんだなと、人気の高さを感じました。
英語のスピーチが素晴らしい。
台湾でのファンミーティング。英語発音も綺麗
ドラマ「小さな故意の物語」「ダイイングアイ」
映画「恋空」「君に届け」「奈緒子」「東京公園」「こんな夜更けにバナナかよ」
「アイネクライネナハトムジーク」 「永遠の0」
「コンフィデンスマンJPロマンス編」
舞台「罪と罰」NHK「太陽の子」他にも書ききれないけれど
ほんといろんな役を何でもこなしていて凄い。
どれが本当の三浦春馬さんに近いのかといえば、
「東京公園」で演じた主人公が素の自分に近いキャラクターなのだそう。
私のお気に入りは「ツーリスト」
あの役を演じた時の三浦春馬さんは本当に自然体で、
病気でもないし最後亡くなる役でもないし、
今も海外のどこかで旅をしているような、そんな気持ちになれます。
海外の風景の中で彼の美しさはそれだけで絵になるけどセリフも美しかった。
作詞作曲した「YOU&I」
あの独特な言葉選びのセンスはたくさんの出演作品を経て磨かれたのかな。
アジアの子供たちへの医療支援を行う認定NPO法人
三浦さんは仕事で多忙な合間をぬって「Act Against AIDS(以下、AAA)」に参加していて
「AAA」はエイズやHIVへの偏見をなくし、正しい知識の普及を目的とした啓発運動。
三浦さんも'07年から参加し、精力的に活動を続けてきたそうですが、
遺作となったセカンドシングルの収益の一部もまた寄付されると発表されました。
キンキーブーツ日本版で杉村春子賞を受賞し、ブロードウェイを目指したい彼が
語学を上達させるために英国留学もしていた情熱を注いでいた舞台。
キンキーブーツのDVD化の署名運動の話題がネットニュースで取り上げられると
3万5千人だったのが目標の5万人をあっという間に超えて、
現在は5万8千人以上集まっているようです。
今後、彼の出演した作品が売れ続けた場合の収益の行先が気になるところです。
昨日のせかほしの2年半感謝際SPあっという間でした。
神回だ!と笑いに包まれた「眼鏡」の回もやっぱり登場しました。
音符のサングラスをかけて、ダンスする2人がお茶目でね
MCのJUJUさんと春馬さんの雰囲気が本当に好きだったんだなと。寂しくなります。
最後の収録となった先週の放送では、漆の器を「経年美化」と語った三浦春馬さん。
慎ましく美しい彼は天使になってしまったけれど、
30代、40代、50代になっても経年美化し続ける彼を見ていたかった。
