「本当は怖い身近な症状、芸能人が自ら警告SP」が放送されていました。

そこで舌癌を罹患した堀ちえみさんが自身の体験談を語っていました。

 

当時、堀ちえみさんの舌癌がわかった頃のニュースを聞いたときは

私の親のケースと一緒かな。と思いました。

舌癌は最初、口内炎と間違う人が多いのです。

しかし、堀ちえみさんの方が口内炎だと思い込んでから、がんの告知を受けるまで

とてもとても長い時間がかかっていたことを知りました。

何故そこまで癌が進行していくのを放っておいてしまったのか。。

堀ちえみさんが専門家の診断を受けに行かなかった

いくつもの間違った行動がこちら。

  1. これ口内炎かなぁ?と最初の症状が出たときに旦那に言われて口内炎の薬を塗った。口内炎は傷が陥没するが腫瘍は盛り上がっているこの段階で診てもらったら前段階のため簡単な切除術で治っていたかもしれない。
  2. 口内炎の場合2週間以内で治るのが普通だが、1か月たってもなかなか口内炎が治らない。でもそれはリュウマチの治療薬を飲んでいたため、薬の副作用によるもので仕方がないと思いこんでいた。薬の副作用という思い込みが無ければ、癌を疑い病院を受診していたら、癌の初期症状で、舌の温存範囲が少なくて済んだかもしれない。
  3. 食べたり飲んだりするたびに痛みが激痛に変わり、3か月経っても痛みが取れなかった。旦那の勧めで歯科医院でレーザー治療を受けた。2,3日痛みが引いた気がしたので、それを続ければ治ると思ってさらに放置してしまったが、レーザーで治るわけもなく、かさぶたが出来ただけで、その下では癌細胞が増殖を続けていた癌のステージがどんどん進行している段階
  4. 何度も痛みの状態を我慢し、再び歯科医院で、癌ではないですよね?と尋ね、「大丈夫、良性ですよ」といわれてその言葉を鵜呑みにして、さらに放置してしまった。受診すべきは歯科ではなく、舌癌かどうかわかる専門医のいる口腔外科だったのに
  5. あるとき寝ている間に激痛で目が覚め、できものが裂けて出血していた。そこでようやく同じ症状の画像を検索し、舌癌ステージ4、リンパ節転移、死亡。という記事を見つけて、ようやくこれは舌癌だったのかと気が付いて、そこで初めて口腔外科を受診し、舌癌ステージ4、リンパ節転移の告知を受けた
無知、思い込みの恐ろしさ、そして
我慢強さが悪いほうへと出たことを可哀そうに思いました。
 
私の家族も舌癌だとわかるまでは最初、口内炎が治らないと思っていました。
でも、堀ちえみさんと違うところは、まず歯科ではなく、耳鼻咽喉科へ行ったことです。
しかし、そこの耳鼻咽喉科の医師は、舌癌だとは気が付かず、
口内炎という診断をしました。最初の病院で誤診があったのです。
口内炎は2週間で治りますが、それ以上たっても治らなかった場合は癌の疑いがある。
もし初期の癌前段階(良性腫瘍)で見つかっていれば、簡単な切除手術で治りましたが、
見落とされたため癌(悪性腫瘍)に移行してしまいました。
口内炎と診断されてもなかなか治らないので
おかしいと思った本人は別の耳鼻咽喉科に行きセカンドオピニオンを受けました。
そこの医師は、総合病院の口腔外科医を経て耳鼻咽喉科を開業していたため、
舌癌の可能性を疑い紹介状を書いてくださり、総合病院の口腔外科を受診し、
舌癌ステージ3、リンパ節の腫瘍は良性で転移無しと告知を受け
手術、抗ガン剤治療で生還することが出来ました。
 
それでも、切除した舌は5分の3。もっと早くに診断を受けていたら、と
親は初動を後悔していました。
私はまだ若く、ただただ大変なことになったとおろおろするだけでした。
顎の骨を割って手術した傷跡も、移植手術のため切り取った皮膚と筋肉の傷跡も凄くて、
最初の切除と移植の手術は20時間もかかった大手術になりましたし、
頭頂部には大きな円形脱毛、切開口からの喀痰の吸引時の苦しさも
見てきました。
 
再度の手術、舌の滑舌をよくする再々手術と、全部で3回手術しなおしていて、
外見は堀ちえみさんよりも重症だったように見えますが、
舌癌手術から親は5年の再発なく、それから20年以上経ちました。
リンパの腫瘍が良性でなく悪性であったら、肺に転移して危なかったかもしれま
せん。
我慢強く耐える人ほど診断が遅くなり手遅れになります。
どんな医師に診てもらうのか、セカンドオピニオンを受けるのか
無知は命取り。自分の命に責任が取れるのは自分だけ。ということですね。