というには少し恥ずかしいくらい薄っぺらいかもしれませんが、本が好きです。


将来のんきにお店を開けるとしたら、本屋か雑貨屋か喫茶店をやりたいくらい好きです。

それほど多くを語れるわけではないのですが。


セレクトが重要となる小さな本屋で、のんびり本を読みながら客番をするおばあちゃんになりたい。


学生時代住んでいた町にそんな本屋がありました。

あのおばあちゃんは、今もご健在なのでしょうか…

その本屋は、品揃えが素晴らしくよかった。

たくさん置いてあるというんじゃないんです。

私の趣味の本を置いてくれているんです。

絵本も、児童向けの本も、私が読んできた本が狭いスペースにビンゴに置いてあるんです。

小さくても、チョイスのいい本屋。

大きいばかりで本を探すのも一苦労の新宿紀伊国屋などは、逆に居心地が悪いくらい。


最近は本を読む時間はめっきり減りました。

通勤時間は、本を読むくらいなら一睡でもいいからしたい、という感じですしね。

このところ唯一本を読む時間として楽しみにしている時間は、お風呂タイム。

お風呂で本を読む楽しさを知ってからは、本がないとお風呂に入れないような気持ちにすらなります。

本があれば、暑がりな私でもお風呂にゆっくり浸かることができるので、寒い時期は芯からあったまることができて一石二鳥です。

浴槽の中で他にやることもないし、恰好の集中スペースができるのです。


1ヶ月半くらい、毎日のお風呂タイムで8頁くらいずつ、ゆーっくりゆーっくり読んできて、ようやく今日読み終えた本は東野圭吾の「流星の絆」。

購入したのはまだまだ売り出したばかりの頃だったのに、読まずにとっておいている間にドラマ化し、すごーく気になりつつ、見ないでやり過ごし(もともとドラマをやる時間帯に家にいないので見たくても見られないのですが。)最近ようやく手にとってからはひたすらゆっくり本を読み進めてまいりました。


それが今日、終了したので、私の中で一つの区切りがつきました。


本を読み進めるというのは、それが面白ければ面白いほど読み終わるのが惜しくなります。

先が気になるんだけど、一方で「読み終わらなければいいのに…」と矛盾した感情を持ってしまいます。


村上春樹の長編を読んでいるとたいていこんな気持ちになったものです。
そして読み終わると決まって「こんな面白い本を読んでしまうと次に困るなぁ」と思うのです。


流星の絆もこの類に入ります。


半分を過ぎたあたりから、結末に向けてぐるぐると勢いを増してきました。

細かい感想はここでは控えますが、そういうわけでおすすめの一冊です。