昨日の快勝の一方、マルテは大事を取って一休み。今日は打線に注目をしての試合です。
- 【打線の最適解 徹底考察】昨日の快勝を受けて。前向きに考える阪神打線。-
https://ameblo.jp/msredstar/entry-12608942846.html
是非お目通し頂けると嬉しいですが、試合前の自分の希望の打線はこのような形。果たして今日はどのようなオーダーを矢野さんは組んでくるのでしょうか。
そして金曜に登板予定だったエース西勇輝がスライドして本日の先発となりましたが、昨季マツダで3勝無敗、防御率1.50の相性を見せられるのでしょうか。
【阪神】
1 中 近本
2 二 上本
3 左 糸井
4 三 大山
5 一 ボーア
6 左 サンズ
7 捕 梅野
8 遊 木浪
9 投 西勇輝
【広島】
1 左 ピレラ
2 二 菊池
3 中 西川
4 右 鈴木
5 一 松山
6 捕 坂倉
7 三 メヒア
8 遊 田中
9 投 遠藤
負傷のマルテは今日はベンチ外と不安は募りますが、やはり昨日のオーダーを踏襲してきたよう。4番サードには昨日HRの大山がすっぽりと収まっています。今日の主審眞鍋さんは左の外を広くとっており、西と遠藤というプレートの幅を使うピッチングが真骨頂の両先発が実力を発揮すれば投手戦となるでしょう。
初回、両先発は無失点で切り抜けますが阪神はいきなり近本が今日も四球で出塁したものの上本が何と初球ゲッツー。これは結果論でしかないですが、結果の欲しい上本にとっては痛恨でしょう。
試合が動いたのは2回です。初回を6球でサクッと終えた西ですが、やはりこの男は格が違います。鈴木誠也がツーベースを放ってチャンスメークをすると続く松山の当たりは上本と糸井の間にポトリ。アンラッキーな形から、坂倉のゴロの間に1点を失ってしまいます。
続く3回、今度は阪神に運が向いてきたようです。先頭の木浪は出塁への意気込みが伝わる粘りで7球目、何とかチェンジアップにかすった打球は良いところに転がりました。ショート内野安打で出塁すると続く西はバントの構え。これを2球失敗してしまったものの制球がばらつく遠藤はフルカウントにしてしまいます。ここで投じたボールはかなり際どい所に決まりますが、西はこれを見送り判定はボール。主審の曖昧なゾーンに助けられチャンスが広がると近本はしっかりと引っ張り西とランナーが入れ替わる形で1死1,3塁のチャンスとなります。ここで打席は汚名返上を期す上本です。ここは慎重にボールを選ぶ上本ですがフルカウントからの6球目、低めの143km/hをバットに当てることができずまたもチャンスを活かすことができませんでした。制球の微妙なズレを修正できない遠藤は糸井に対してもボール先行の結果2死満塁。
これ以上ない場面で「4番 サード 大山」がコールされます・・・が、何と3球目がデッドボールとなる意外な展開で何とか同点に追いつきます。
ここで低めのチェンジアップの見極めがカギとなるボーアですが、追い込まれた後の3球目。勝負に行ったバッテリーの決め球チェンジアップはど真ん中に行ってしまいました。初安打以降のOPSが1.000を超える今の主砲は失投を見逃すことはありません。打った瞬間拳を握るボーア。鈴木誠也が立ち尽くすだけとなる豪快な当たりはライトスタンドに飛び込む勝ち越しグランドスラムとなり、西に大きな大きな4点リードというプレゼントが贈られました。
西がしっかり締めたあとの4回は下位からチャンスを作ったものの、近本がサードライナーに倒れ無得点。
その裏の広島は再び鈴木誠也からの攻撃でしたが、この男、もはや日本でやることは無いのではと思ってしまいます。初球のカウントを取りに行ったスライダーを振り抜くとあっという間に打球はレフトスタンドの上段へ。今日の投手陣の課題はただ一つ、「鈴木誠也の前にランナーを置かないこと」となるでしょう。
2点差となり追加点が欲しくなった5回の阪神ですが、1死から糸井がストレートの四球で出塁。ここで大山が巡ってきたチャンスを力強く掴み取ってくれました。高めに3球続いた後の4球目でした。ここで良いコースに投じた緩いカーブを得意の前捌きで拾った打球はレフトスタンドへ。2戦連発となる若き主砲のアーチに虎ファン全員大喜びのことと思います。ボーアは良いところに決まったチェンジアップに三振したものの、サンズもこの流れに続きます。今日全く持ち味が発揮できない遠藤はここでもボールが高めに浮いてしまいます。外角一辺倒の攻めの中、4球目の真ん中付近に入ったチェンジアップを踏み込んで捉えると打球は左中間スタンドに突き刺ささるHRです。韓国時代にスライダーやフォークへの対応を覚えたというサンズですが、日本に来てからも外角の厳しい攻めに何とか辛抱できていました。フラストレーションが溜まっているであろう中、嬉しい一発になったと思います。
大量援護を受けた西は6回、松山にタイムリーツーベースを浴び1点を失いますが後続を抑え6回3失点。ここで後を譲るかと思いきや7回もしっかり抑えきり7回111球と、過密日程の中エースの責任感を感じる姿を見せてくれました。ここで守備に入った髙山のスライディングキャッチも触れさせて下さい。木浪同様球際に強くなったこの成長、守備の人になるべき選手では決して無く何とか打撃の復調を願うばかりです。
続く8回表の攻撃ですが、代打の準備は無くなんと打席に向かうのは西。このまま続投となった虎のエースは結局8回122球3失点の大熱投をみせてくれました。特に120球に迫ったところで西川に投じたアウトコースいっぱい見逃し三振はまさに真骨頂でした。
9回は伊藤和雄がしっかり締めて今季初連勝&カード初勝ち越しです。
【広島】 3 - 8 【阪神】
勝 西勇輝 (1勝1敗0S)
負 遠藤 (0勝1敗0S)
好投を続けていた西がついに今季初勝利を挙げ連日の打線爆発でOBS砲そろい踏みのナイスゲームでしたが、今日のハイライトはやはりこの助っ人でしょう。
初安打まで「バース越え」の18打席を要した大砲ですが、徐々にタイミングを合わせられるようになった結果19打席目以降の29打席で打率.379、2HR、7打点。強烈な打球に角度がつき始めシフトに阻まれる機会も減った助っ人の成績はまさにバーs・・・いや、まだこれはやめておきましょう。
こちらはいつも参考にさせて頂いているツイッターのフォロワーさんの分析です。
https://note.com/bluetiger_bb/n/n0023c9eb19eb
2020年開幕からここまでのボーアのデータですが、全投球に対するコンタクト率・ボールゾーンに手を出した時のコンタクト率・一打席当たりの投球数のいずれも極めて高いことが示されています。
セイバーで数値化するととても分かりやすいのですが、それはまさしく我々が思っていた印象の通りのデータとなっていました。
ベルト付近しか打てないとされる左投手に対しても、この待ち球の姿勢を貫くことができれば制球を間違えない超エース級でない限り適応できるものと信じています。
(グラスラでお釣りが来るため目をつぶりますが、低めの変化球にバット止まらず3三振は今日だけ調子に乗ってしまったんだと思い込んでおきます。いつものボーアに戻ることを願って・・・)
サンズも然りですが、外国人に対する日本式の外角攻めをきちんと辛抱できる助っ人は不振があったとしても期待できます。ロサリオの名前がどうしても出てしまいますが、これまで適応できなかった歴代助っ人たちの反省を活かした阪神スカウト陣。最終評価はもちろんシーズン後になりますが、獲得のためのアプローチ自体は「天晴れ」だと思います。
そしてサンズがアジャストすればマルテが帰ってきたときに一体どうなってしまうのか、指揮官の頭はさぞ痛いこととお察しします。
何とかして近本糸井マルテボーア大山サンズ梅野を並べたいファン心理。かくなる上は彼があそこに・・・いや、便利屋のような使い方はさせたくないですよね。2018年に大山ではなく前年サードGGの鳥谷をセカンドにコンバートしようとした経緯を考えると、大山セカンド起用が与えうる何らかの悪影響を懸念してしまうのは考えすぎでしょうか。今日は糸原の打席の捉え方も良く、悩みは尽きません。
正直にいえば、まさか全員の調子が揃って上向く想定はありませんでした。練習試合から色々なオプションを考えておけば・・・とんでもなく贅沢なお話ですが、今後の指揮官の采配に興味津々です。
そして藤浪が下で5回ノーヒット与四球2&集合時間厳守(笑)というパーフェクトな内容を見せたという嬉しいニュースも入ってきました。
いよいよ楽しみになってきた2020阪神タイガース。ここから逆襲の虎、期待しております。
今日もここまで読んで頂きありがとうございました。
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