引退して4ヶ月が経ちました | MONKEY☆MAGIC KICKBOXING STUDIO 

引退した理由には

いろいろと、あげることができますが、

ちょっとした勘違いもあったのかもしれません

もう少し遡ると

ジムを設立した頃に戻ります

 

かれこれ、10年前になるでしょうか

10年前は

そう、

練習場所は無くて

大和市、厚木市、海老名市で市民体育館や児童館を借りて

キックボクシングスクールのようなものをおこなってました

1回700円位だったかと思います

十数人来るときもあれば

誰も来ない時もあります

 

そんな時は、一人で60分以上縄跳びを飛んで、シャドウーをしてました!!

周りからは

結構馬鹿にされてたようではありますが、

 

でも、

そんなもん

ぜんぜんお構い無しでした

“俺はぜってー成りあがってやる”

 

練習する場所もなく、各ジムを転々としたり、、、とにかく走りまくってました

いつの日か来るビッグカードのために

 

膝や足首が障害にも似た感じの状態で

ろくなロードワークのできなかった僕は

トレーニングにも気を使って工夫をした。

長い距離を走れなかったので

早朝からとにかく、とにかく、ダッシュをした

ダッシュをして過呼吸で倒れそうになるほどに

いつか決まるビッグマッチのために、、、『もう、試合は出来ないかもしれない』

そんなことは

微塵にも感じなかった

 

“絶対にやるから”

 

それに、

何だかんだで仲間もできた

 

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どんどん強くなってくる自分がわかって楽しくもあった

 

 

やっと自分の好きなスタイルで

自分流なキックの楽しみ方を分かってきたように感じました

 

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キックボクシング業界の中ではとても孤立し、除外視されていたようにも感じましたが

僕は僕なりのしっかりとした“筋道”があって

“筋”の通らない話には尻尾を振ることは無かったように感じます

 

僕には僕の

相手には相手の

キックボクシング愛があったのかと思います

 

独立してから思うのは

同じキックボクシング愛ではあっても

いろいろな筋道があるものなんだということであります

それでも

やはり

許せないものは許せないので

そういったものとは交わることは無いかと思います

 

「時間が解決してくれる!!」

 

それも“無い”と思います

 

 

 

そうして

我を通した結果

が、

今なのかもしれません

 

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何だかんだで

好き勝手やらせてもらい

キックボクシング業界もより一層団体が増え

また、ひと昔と比べると

形態も本当に様変わりをしてきています

 

賛否両論あるもの後思いますが

後悔をしないで

今、その時に選んだ筋道を

心の底から“これを選んでよかった”

そう思えるような

選択を

活き方を

していきたいと思います

 

“今やるべきこと”なのか、

“今やらなくてはいけないこと”なのか、

そこの選択は誤ってはいけないのかもしれないのでは、、、と強く思うのです

そこができない奴は

所詮そこまでなのかもしれません

 

 

僕は

会長職を選びました

どのような形で終わるのかは考えたことはありませんが

弟子がいる限り

永遠に

一生やめられない職業なのではないかと思います

 

その中の一人でも多く

キックボクシングをやってよかったと思ってくれるような

MONKEY☆MAGICに来てよかった!と思ってくれるような居場所で居たいと思う

 

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2022.4.3

自分の練習場所を確保するために出したジムですが

まったくお金もない状態で

妻にも内緒で出したジムですが、(笑)

それだけに

無茶苦茶に大好きです!!

会員さんみんなも、

 

そして

とうとう

自分の練習場所ではなくて

弟子の練習場所になりました

会員さんのストレス解消の場となりました

うれしく思うことなのかもしれません、、、が、やはり、、、モノ足りなくはなりました

 

「選手として同じ思いでリングに立てる弟子が育ったら・・・」

その時がきたら

とも思いましたが

その時は一生、来ないかもしれません

一生、待ち続けたいと思います

それでも

いい勘違いのいいタイミングだったのだと思います

後悔のない活き方をしようと思うし、しなくてはいけないと思う!!

それに

弟子にも

後悔しない選択をしてもらいたいと思う!!

 

MONKEY☆MAGICでよかったと思ってくれたら、

 

所詮は、キックボクシング

たかだか、キックボクシング

 

それでも、

“されど、キックボクシング”

関わった間の

人生のほんのちょっとの間かもしれないけれど

だけれども燃えきって、出しきって過ごさなければ

それはそれで後悔の塊にしかならない気もします

『あの時、こうしてれば・・・』、『あの時、ああしてれば・・・』

 

そうゆうのって

やっぱり

お互いがどれほど競技に必死で過ごしていたのか

勝ち負け関係なしに

リングでハッキリと出るものですね・・・どう、過ごしてきたのか分かるといいますよね、、、

 

後悔をしない!!

とは、究極に難しいと思います

 

 

やめていく全員に

“お前は後悔してない!と言い切れるのか!!”

 

 

それでも

俺は暑苦しいほどに本気だから

やるならトコトン

“逃げるなら”サッサと、その気持ちいつまでも・・・

 

 

 

魂畜生