masaru、フリー初戦
- 2009/07/19(日)
先日、新日本キックボクシング協会から離脱した元日本ライト級1位のmasaru(MONKEY MAGIC)のフリー初戦が、8月2日の京王プラザホテル八王子興行に決定。元ルンピニーSフェザー級&ラジャダムナンSフェザー&ライト級王者のサガッペット・イングラムジム(タイ)と対戦する。「フリー宣言したとはいえ、この先いろいろな壁がつきまとうかと思いますが、ひとつずつ砕いていきたい」とmasaru。また、メインイベントではWPMF世界ライト級王者の増田博正(スクランブル渋谷)が、ユン・ハジン(韓国)の挑戦を受ける。
本興行はタイのプロムエタイ協会が認定しているが、主催はK-1同様、協会に属さない一企業によるもの。しかし、NJKFや全日本キック連盟など既存の組織が「協力」として名を連ねており、現状のキック界の組織枠がなし崩しになっている印象もある。キック団体がいくつにも分裂している以上、masaruのように選手が活動の幅を広げる選択を取るのは仕方ないが、やはりこの収拾のつかない状況に寂しさは感じる。既存の協会、連盟を「プロモーター」として全体を束ねてしまえばいいのだが、問題の根本が人間関係の複雑さからくるためそう簡単にはいかない。競技自体は非常に魅力に溢れるキックボクシングだが、組織乱立の命題が解決する日が来るのだろうか。(片岡)
“拳論”http://boxing.dtiblog.com/blog-entry-1392.html
記事にあったので抜粋しました
Masaru