これからの医療は在宅と言われます。
「QOL(生活の質)向上のため」というのは表向きで、本音は「医療費抑制」です。
病院で医療サービスを提供しようとすると、施設費や人件費など固定費が発生しますが、入院患者を自宅療養させることができれば、病院を維持するコスト(広い意味での医療費)が抑制できるという発想です。
政策誘導がきっちり行われるのが医療業界なので、厚労省が今の政策を転換しない限り、今後「在宅治療」に手厚い診療報酬改定が行われていくのでしょうが、いまいちイメージがわかないのが、今後在宅を手がける医者の勤務態様がどのようになるのかということです。
診療所を持たないお医者さんがたくさん出てくるのか。
それともやはり個人の開業医が在宅もやるという感じになるのか・・。
医者も絶対数が足りないわけではなく、偏在しているだけというのが私の持論ですが、
その仮説が仮に本当にだったとして、
誰も好まない田舎の在宅診療を、たとえば引退後の大病院のDrなどが老後の田舎暮らしを楽しみつつ、引き受けてくれたりする仕組みってどこかにあったりするのでしょうか。
うちの近所にもリタイアしたDrがひっそりと住んでおられますが、やはり何かもったいない気がします。
そういった人に働く場を提供する環境を整備することこそが、おそらく日本にある医療資源を有効活用(最大限に活用)することかと思います。
また、リタイアしたDrだけでなく、組織で働くことが苦手だけれど、在宅にいきなり進むのはちょっと気が引けるため、渋々病院勤めされているようなお医者さんもいらっしゃるのではないかと思っています。
はたまた、医師の免許は持っているけれど出産とともに引退し、専業主婦になっているお医者さんもたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
そういった、国内の医療資源を最大限活用できる社会の仕組みこそ、今必要とされているような気がします。
どこか、在宅医療の現場を勉強できる現場はないでしょうか。
在宅医療の可能性を勉強して、財務的な視点からだけでなく、
日本社会の医療制度/サービスの維持・向上という視点から、本でも執筆できたらなんて思っています。
金曜の夜に、酔っぱらいの、独り言でした・・。
原田公認会計士・税理士事務所
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