こんにちはガン太です。
あまり知られてませんがボクは毎月、水道橋博士のメルマ旬報と言うメールマガジンで連載をしています。
文を書くという慣れない作業をもう4年以上もやっているのですが、中々読んでもらえる機会が少ない状況です。
メルマ旬報は月500円で60人以上の豪華執筆陣の連載が読める。ごっついメルマガです。
しかし、有料が故に過去のコラムが埋もれていってしまいます。
単行本にでもなれば報われるのですが
何だかそれも難しそうなので
色々な人に読んでほしいなーって欲が最近強く出て来ました。
なので過去書いた古いコラムは
今なら読んでもらえそうだ。
みたいなタイミングがあればブログで流していこうかなと思います。
先日TBSで生放送された
オールスター後夜祭
で馬鹿よ貴方はの新藤さんがプチ炎上したそうですね。
母体のオフィス北野がビートたけしさん独立問題で大炎上の中での間の抜けた炎上。
キャンプファイヤーの横で
1人小ちゃな焚き火をしている
ような捻くれた感じが
新藤さんらしくてボクは好きなエピソードです。
このぷち炎上騒動を知り過去
2015年1月から2月(THE MANZAI決勝に馬鹿よ貴方はが出場した頃)辺りのメルマ旬報で
馬鹿よ貴方はとの出会い、馬鹿よ貴方はの変な所、新道竜巳の変人ぷりを書いた事を思い出しました。
今なら読んでもらえるかも!
って言う事で過去のコラム良かったら読んでみてください。
※普段有料で読んで下さっている方は申し訳ございません。
どうも、『マッハスピード豪速球、ガン太』の「ハカセー・ドライバー」です!
『馬鹿よ貴方は』と言うコンビが予選を勝ち抜き出場しました。
(よかったら YouTube で二人のネタを見てから続きを読んで頂けるとより面白いと思います。)
今でこそ、この方たちと同じ事務所で切磋琢磨してやっておりますがボクは元々『馬鹿よ貴方は』のファンでした。
初めて見たのは確か今から 6 年ほど前、ボクが芸人を始めて 2 年くらいした時だったでしょうか、知り合いの芸人にライブに出るから観に来てくれと頼まれ確か下北沢へお笑いライブを観に行ったときでした。
どのお笑いグループもテンションをあげて登場し頑張ってネタをやっていく中
「…どうも、ばかよあなたはです・・」と声を張り上げる事もなく薄気味悪さ全開で登場したのが『馬鹿よ貴方は』でした。
ヒョロッと細く身長の高いロン毛に髭でメガネをかけているジョンレノンの様な風貌の
ボケと常にニヤニヤした表情でツッコむツッコミの漫才コンビ。 6 年前でしたがもうその時すでにネタの形も見た目も怪しい雰囲気もほぼ今の物が出来上がっていてメチャクチャ面白かったのを覚えています。
今との違いで言うとボケの(ジョンレノン風)のヤバそうな感じがもっと強かったです。マジなのかどうなのかもっとわからない感じで目もキョロキョロと焦点が定まらないような感じでした。
ボクはその怪しさとブラックなネタ内容にすっかりやられてしまい、定期的に出演ライブを調べて見に行くようになり馬鹿よ貴方はのブログを読み漁るようになりました。
そのブログはどうやらコンビで書いているわけでは無くてコンビの一人だけが書いている様なのですが、内容がとてもクレイジーです。
怪しい張り紙のアルバイト募集に電話をして面接に行くと顔がぐちゃぐちゃの傷後だらけの人に面接をされる話や、部屋の前に箱が置いてあって丁度死体が入る大きさだから死体が入っていると思うみたいな良く分からない話、あとは奇病などのグロテスクな画像が見られるサイトを紹介する内容など数々ありましたが
流石馬鹿よ貴方はのブログ、イメージ通りの薄気味悪さです・・。
この内容絶対あの無表情のジョンレノンの方が書いてるんだろうなー。
やっぱりあのジョンレノンみたいな人ヤベエぜ!! と当時のボクを興奮させました。
時は経ちその 2 年後くらいにボクは『マッハスピード豪速球』を結成し、 2011 年に芸人になって初の自主ライブ『「ガン太」と「まもるんるん」の誕生日ライブ』を主催することになりました。
このライブはボクと「まもるんるん」という芸人の誕生日が一日違いだったのでやってみよう言う事で決まったライブで内容はマッハスピード豪速球とまもるんるんお互いにネタをしたり、誕生日に関係したような企画を何本かやるような物だったのですが、その企画の中に誕生日ライブって事で自分へのプレゼントで好きな芸人をゲストに呼ぼうって企画がありました。
この企画には話したことのない面識のない芸人を自分でカメラを持って交渉しに行かなければならないという縛りがあり、ボクは迷わず『馬鹿よ貴方は』を自分の誕生日プレゼントにすることに決めました。
この時ボクは馬鹿よさんと面識もお話もした事のない状態だったのでうってつけです。
しかし自分で交渉しに行くと決まった時に気が付きました、そういえばボクは
『馬鹿よ貴方は』の素性を全くと言って良いほど知りません・・。
と言うのもブログを読み漁ってはいたのですが、このブログただ薄気味悪いブログ記事が書いてあるだけでまったく自分の紹介とかが無いのです。
素性どころかこのボケのジョンレノンみたいな人の名前すら知らない、漫才を見ていても相手の名前を呼ぶことも無いですし・・
かろうじて情報があるとしたら、メチャメチャ昔のブログの記事を読んでいた時に
“相方の『松本パーマネント』が”という一文があったので、このブログを書いているのはジョンレノンの方だから相方のニヤニヤ笑っているツッコミの方は『松本パーマネント』というなまえなのだ・・という情報しかありません。
交渉しに行くなら名前ぐらい把握しておかなきゃマズいよなー・・そう思いネットで馬鹿よ貴方はを検索したところ、超アングラなこともあったせいか何故か当時ネットに情報はほとんど無くってとても困りました。何とかブログを書いているのは『新道』と言う名前であるという情報を発見したのであのヤバいブログを書いている方つまりボケのヒョロッと細く身長の高いロン毛に髭でメガネをかけているジョンレノンの様な風貌の方が『新道さん』
常にニヤニヤした表情でツッコむツッコミの方が『松本パーマネントさん』
と言う名前の情報だけは確保していざ出演交渉です!
出演交渉はアポなしで行くしかないので、ブログの出演情報を見て二人が会場に入る前に行き待ち伏せするしかありません。
マッハスピード豪速球組み立ての当時、ライブシーンに知り合いなど居なかったですしこのライブ会場に出演した事もなかったので物凄く緊張したのを覚えています。
・・よし、ボケのジョンレノンの方が“新道さん”でツッコミのニヤニヤの方が“松本パーマネント”と・・
しばらくすると二人は会場にやってきました。
ツッコミの『松本パーマネント』はウロチョロウロチョロしているので中々話しかけるのは難しそうだ・・
一方ジョンレノン事、新道さんはずっと一か所にいるぞ・・話しかけづらいキャラだが
まずはこちらにコンタクトをとってみようか・・。
勇気を振り絞りボクは話かけに行きました!
「あ、あの !! すいません !! し、新道さん !! 」
「・・・」
ガバッっと話しかけてしまったせいか、ジョンレノンこと新道さんは黙っています・・ビックリさせてしまったか・・。
「すいません、新道さん突然・・あのボクは芸人で!」
緊張で上手く話せません
「・・・」
ジョンレノンは無表情でこちらを見ています・・よく見ると目がキョロキョロと動いています・・挙動不審だ・・な、何で話してくれないんだ・・こ、怖い・・本当にヤバい人なのかもこの人・・やはりニヤニヤの『松本パーマネント』に話かければよかった。
そう思った時丁度、ニヤニヤしながら『松本パーマネント』が近寄ってきました !!
チャンスと思い慌てて視線をずらしてニヤニヤの『松本パーマネントさん』に話かけます !!
「あ !! 突然スイマセン !!! “松本パーマネント”さん !!! ボクは芸人です!今度ボクのライブに出てください!!!!」
「え?ん?」
松本パーマネントのニヤニヤが少し曇っています・・やはり突然すぎて引いているのか・・斜め後ろでは相変わらずジョンレノン新道はこっちを見て挙動不審だし・・(あの人コワい)やっちまったか・・内心焦っていると『松本パーマネントさん』が口を開きました・・
「僕が“新道”何だけど・・」
「ん!?」
「僕の名前“新道”」
!!? どういう事だ・・。
「僕の名前は“新道”だよ。松本パーマネント?【馬鹿よ貴方は】組む前にトリオやっていてその中に“松本”ってやつが居たけどそいつの事?」
「え!?あなたが新道さんじゃ・・あちらは・・?」
ボクはさっきまで新道さんだと思っていた、ジョンレノンさんを指さしました。するとレノンがついに口を開きました。
「・・“平井ファラオ光”です・・・」
・・・そ、そんな名前なんだ・・
「ええ?では、ブログを書いているのは?」
「僕だよ、読んでくれてありがとう。」
ニヤニヤしながら“松本パーマネント”改め“新道”さんが言います。
どうやらボクはブログの内容が怪しかった為、勝手に見た目の怪しいジョンレノンの方が書いているのだと最初にきめつけていたのですがブログを書いていたのはニヤニヤの“新道”だったのです。
そして“松本パーマネント”と言うのは新道さんの元の相方で、あのブログは前の組んでいたトリオ時代から継続しているものなのでボクはその記事を読んですっかり勘違いしていたのです・・。
・・そりゃレノンさんも挙動不審になる訳だ・・突然知らない奴に大きい声で相方の名前で呼ばれたのだ・・ファラオさんをヤバい扱いした事を心の中で反省です。
しかし、あの内容のブログをこんなニヤニヤした顔で書いているとは、この新道さんヤバいな・・
この後この気まずい空気の中二人の名前も知らなかったくせに「お二人が大好きなんです」何て言いながら交渉し結局ライブには出演していただきそこから馬鹿よさんとのお付き合いは始まったのですがこのコンビ、付き合えば付き合うほど不思議で変な人たちと言う事が分かってきたのです。
と言う事でボクの『馬鹿よ貴方は』さんへのファーストコンタクトはこんな感じでした。
⑵へつづく。