「坂巻キャノンボール」を劇場化
したいっつって取り合えずその第1段で動き出した6月5、6、7日で大阪、広島、名古屋と回る「坂巻キャノンボールツアー」

ホームレスのボクが相方の坂巻の家を乗っ取るという所から始まる
映像企画「坂巻キャノンボール」を決行する前にボクは日記を書いてました。


これを読んでから坂キャノ見ればもっと楽しめるかなー、興味持ってくれる人いるかなーって事で
水道橋博士のメルマガ『メルマ旬報』
連載中「ハカセー・ドライバー」から
今回は『家が無くなったボクガン太の放浪日記』を・・

10月24日
家が無くなった。
金も無い・・すぐに次の家は探せなさそうだ・・いやー!参ったなー!人生どうなるか分からないって言葉、あれ本当じゃないか!!何か誰か分かったようなこと言うやつが調子に乗って言った一言かと思ってたよ。こんなに身に染みて感じた事無いよ!!家無いってあれじゃん。ホームレスじゃないか!
とにかく借金を返して引っ越し資金を溜めなければ・・2か月くらいで何とか返済して引っ越し資金たまるかな??
とりあえず、不安だったのは次の家が見つかるまで荷物をどこに置いておくと言う問題だったけれど『坂巻の(相方)家に荷物置いてもらう作戦。』が成功した!
家が無くなると決まってからの一か月坂巻君には「今度家が無くなるんだ・・荷物置かせてね・・」と悲しい顔で一週間に4回くらいずつチョビチョビチョビチョビ目立たない程度にしかし確実にジャブを出していた。
最初は「嫌だよー」とか言っていたけどジャブが効いてきたのか三週目くらいで同情が生まれ「どのくらいの荷物?」と聞いてきたので占めた!と思い“このくらい”と手で何となく大きさを表現しました。
「あー段ボール1箱分くらいやな・・まあそんなくらいならいいかな。」
・・ボクは無意識で相当小さく表現していたのでしょう、本当は段ボール5箱ほどの量はあります。
坂巻君はすっかり段ボール1箱と思い込み承諾してしまいました。荷物の置き場所は確保です!
そして本日家を引き払い坂巻君の家にレンタカーで現れたボク。どんどん荷物を運ぶ約束とは違う様子を見て坂巻君は憤怒してました。
「何や!この荷物の量は!?段ボール1箱って言ったやんか!」
「うん、まあね。まあまあ・・ちょっとそっち持って!」
「持ってじゃなくて、1箱じゃねえのかよ・・」(言いながらも渋々手伝いだす坂巻)
「まあまあ・・よし!!このホットカーペットはどこ置こうかな?」
「いや、ホットカーペット?でかい!!嘘ついたのかよ?1箱って?」
「まあまあ・・いやーでもこの量が車に詰めて良かったなー!!」
「嘘ついたのかって??」
「・・・」
 
この徹底した話を聞かない作戦が功を奏し無事大量の荷物は坂巻の家に収納されました。
ボクの荷物は坂巻君の部屋のいたるところにあり完全に生活に支障のある状態になってます。
「おいー・・なんだよ・・この状況・・段ボール1箱って・・」
この期に及んでまだ坂巻君はグチグチ言っているのでボクは声を荒げました
 
「ウルセー!!いいじゃねえか!荷物置ける所があって!!
こっちとら家が無えんだよ!!!!!」
 
理不尽だけれどもとてつもなく説得力のある一言が炸裂しました。
ずっとニコニコとしていたのに突然声を荒げた相方にビックリして坂巻君が怯みます。
「だっ・・ダンボール1箱って言ったから・・」
「俺はひと言も1箱なんて言ってない!“これくらいって”(手で表現)言っただけだ!!」
「そんな小さくないじゃないか!」
「この大きさが上に伸びてんだよ!!!!!」
手であらわした大きさは確かに1箱くらいに見えますが、それは頭よりも上に続いていたのだとの説明をしてボクはその場を去りました。
 
坂巻君は納得いかないのかその後しばらくTwitterで文句を言っていましたが何故か同情の声は無かったようだ
 
坂ちゃん、本当にありがとう。大きい声出しちゃってごめんね。
 
宿は作家の宇野君の家を拠点にさせてもらう事になった。宇野君はとても優しい。
冗談では嫌な感じにするけど、こころよく合いカギも渡してくれたし布団もすべて用意してくれた。坂巻とは大違いだ
しかし、いくらなんでも毎日いるなんて嫌になるだろうから夜勤明けの時はお邪魔して
その他は出来るだけ他にどこか泊めてもらえる場所を探そう。今日は早速夜勤だったので朝方宇野君家に行ったけれどやはり寝静まっている所に行くのは気を使う・・。
 
電気を付けず暗闇の中、息を殺して布団をひき横になる。寝息と秒針の音だけが響く暗闇で最悪なのか最高なのか始まりなのか終わりなのか現実だか何だか訳の分からない、現状を回想していると、頭の中に『星野源』「地獄でなぜ悪い」が流れた。そうだ、そういう事だ!
少し元気が出た、缶ビールを1本だけ飲んで寝よう・・
静かに、音をたてずに飲もう音をたてずに音をたてずに・・
“プッシュ―!” あっ・・・
寝息がやんだ、多分起こしてしまった。
 
 
とりあえず初日の日記でした。
勘違いしないで頂きたいのはボクって物凄く気を使うタイプの人間(ホームレス)なんです。
坂巻君にだけ図太くなれるだけです。だからこんな生活向いていないんです。
                                               つづく
 
http://natalie.mu/owarai/news/146517