緊張しながらも

【コントだけ。】開演です。

オープニングに用意した演出は、暗転中影ナレで散々“コントだけ”と言う事を煽っといて

明転すると真ん中にマイクが立っていて思いっきり漫才が始まるという演出でした。

でも、このシャレが伝わるか少し不安でした。お客さんが全員心の中で

「いや、漫才や無いかい!!」と突っ込んでくれればいいのですが、いかんせん昼の部は子供に年のいった人が割と多かったし、そもそも結構お笑い好きな人じゃないと若い人だって“コント”と“漫才”の違いみたいな概念がないんじゃないか・・

そしてボクらマッハスピード豪速球は、漫才が凄く下手です。

最初の段階でこの意図を分かってもらわないとただのつまらない漫才です・・

しかも構成作家の宇野君に作ってもらった漫才は,スタイリッシュな服装、決めポーズがある、元気が死ぬほどいい、少しだけ時事ネタを入れている、バラエティーで良くある後ろ向き笑いをする、ネタで有るのにイキナリ暴露されたみたいな感じをする。

といったボクらの中では面白くない奴らの漫才のオマージュだったので

最初の段階で意図を分かってもらわないとただの痛い奴らです。

何だかさっそくゴチャゴチャしている感じが・・

シンプルにしようとしたつもりがゴチャゴチャ・・

こんな不安の中のオープニング漫才。

結果は・・おそらく半分以上に意図は伝わっていなかったんじゃないかな・・(笑)

まー反応は微妙、最後の「ザ漫才チャンピオンめざしましょう。」「てか、このライブコントだけだよ!」と言うオチセリフで何とか伝わったかなって感じだったけど、その間の2分間はガチで漫才してると思われていたでしょう・・

今回のオープニングVTRは『ファレル・ウィリアムス』の「ハッピー」

オープニングV何にしようか悩んでるとき、ハッピ-の曲に乗せて次々とダンスしていくってプロモが流行ってるって『スッキリ』か何かで見て、すぐにこれをコントのキャラ達でやろうと思いついたやつ、格好つけた割とスタイリッシュなのに仕上がったつもりでいたけど、何故か客席からは笑い声が・・とても恥ずかしい気分に。

でもこのオープニングは凄く気に入っている。

ネタは順調に進み、映像コントは今までのライブほどはウケは無かったですがこれは半分計算通り。

“シンプル”を目指したのでネタで勝負したい、だからVTRはウケすぎなくていいと言う事です。

選んだ8本だったので、どのネタにも自信が有るから映像は程よく間さえ埋まっていれば

良い感覚でした。

今まではもしかしたら知らず知らず映像で言い訳をしていたのかもしれません・・

アドレナミン出まくりで、あっという間に昼の部は終了しました。

エンディングで前回売れ残りまくったTシャツの宣伝3000円→1800円にスーパーディスカウント・・

次の夕方の部まで40分程しかなかったのでエンディングトークはほどほどに。

Tシャツは嘘みたいな売れ行き・・やはり3000円と言う値段が原因だったのか。

昼の部反省会もそこそこにすぐさま夕方の部に、今回“昼の部『コントだけ。』”“夕方の部『コントだけ。』”“夜の部トークライブ”というスケジュールで初めて一日2公演もやることになったのですが、これが思った以上に体も精神も辛い物でした。

これはいい経験でした。

でも一日2公演は昼と夜でウケるネタが違ったり出来が良かったり悪かったりと、2パターンデータが取れてすごくいいな。

【コントだけ。】2公演が終了してヘロッヘロのまま、3部のトークライブ。

トークライブの内容はマッハスピード豪速球はどういう人生を歩んで今お笑いをやっているのか年表を元に辿ってみよう20歳まで編。(各5000文字くらいの年表を全員に配りました。)

完全に水道橋博士に影響されている内容ですが(笑)(博士も自分の年表8万文字を作りトークライブをしていた。)

実はトークライブほとんど打ち合わせなしでメッチャクチャ不安だったんですが、お客さんの雰囲気も良かったし地元トークが主にだったので凄く力もぬけてすごくいい感じに、今までのトークライブで一番の出来で終了しました。

お越し頂いた方、また差し入れなどして頂いた方本当にありがとうございました。

この場を借りて失礼します。

【コントだけ。】もうちょっとしたら発売もしますのでよろしくお願いします。

トークも選り抜いて入れるつもりです。

では今回お越しいただいた方も、見れなかった人も、12月のミニ単独で☆