博士は緊迫して先制点を楽天がとるまでテレビに集中していたのでしょう
おそらく、先制点が楽天に入った事によって一息つき窓の外を見渡したのでしょう。
博士が一言言いました。(顔は見えないけれど、きっと絶句した顔で)
「・・・・お前はドコを走っているんだ・・?」
“ビクッッッ!!!”
あああ!やっぱり変だったんだこの道・・テレビにかぶりついていたから異変に気が付かなかっただけだったのだ!!
「恵比寿じゃねえか、ここ??」
「は、はいすいません。」
「もう意味が分からないよ!何でこんな所走ってるんだよ!」
「こっちの方が早いとナビが・・」
「もう気が狂っているとしか思えないよ。」
そう、道が分かる人からしたら、羽田からこんな道順で帰る事は気が狂っているとしか思えない行動だったようなのです・・
そういうと、黙り込んでまたテレビの日本シリーズに集中してしまった。
ああ・・気まずい・・どうしよう、沈黙はしばらく続く。
すると「ウォ―――――!!」とまた叫ぶ博士!!
“ビクッ!!”
ダメだ!今度こそ僕の失態に我慢できなくなって叫んだぞ!!
「「マギーがエラー!!マギーがエラーです!!」」(音声)
良かった、また外国人助っ人のエラーで叫んだんだ・・
しかし、変な所で高速を降りたせいでまた渋滞にハマってしまっている。
この状況はまずい・・
博士に何か話しかけなければ気まずくてしょうがない・・
よし。
「いやーしかし、ロペスもマギーも助人外国人はエラーばっかりしていて酷いですね!」
(こういう時は人の悪口を言うのが一番いい。)
すると博士、少し声を荒げながら
「酷いのはお前だよー!」
「え?」“ビクッ”
「俺からしたら、お前と言う助っ人の方がよっぽど酷いよ!!毎っ回!!運転でエラーしてんじゃねえかよ!!」
ああ!!
ゥ、上手い・・上手い事を言って叱られてしまった。
ああ、叱られてしまった。けど上手いから心地いい、ダメだちゃんと反省しなくては、でも上手いから心地いい・・
「い、色んな景色を見てほしくて・・」
僕は全然上手くない事を言ってしまった。
終わり。