2時間の打ち合わせ中、チュパチュパと何個も何個も乾燥梅干を食べる博士。






いや、バナナーーーーー!!!





そんなに何個も何個も梅干を食べるなら、なぜ、なぜあの時、バナナを・・(調子悪い日なら、僕は泣いていたかもしれない。)






2時間の、打ち合わせは終わり、車に戻る。




暑さで、どうなっている事かと心配したが、意外にもバナナは、色鮮やかな、朝見た時と変わらない姿でいた!!





おお!バナナ! 捨てられても腐らずに、凛としているその姿!!何と健気な!




このバナナ、女なら相当、良い女だぜ!!

 


博士!もしあなたに、良心が残っているなら、このバナナを、いや!この女を(バナナで女ってややこしいけど)抱いて下さい・・・






と、その時!!僕の気持ちが伝わったのか、博士がバナナに手を伸ばしたではないか!!





おお!やった!!やっと結ばれる!





しかし、博士は、そのまま、バナナの、はじとはじを持った!




おい!そんな、剥き方ないだろう!散々待たせて、そんな、端と端を持って引っ張って引きちぎろうとするなんて!!!そんな仕打ち!



(もう怒りの限界だ、バナナ!そんな男と付き合ってるのツラいだろう・・・俺の、バナナにならないか・・・?)






そして、容赦なく博士はバナナを力いっぱい引っ張った!!もうダメだ!さよならバナナ!









ビヨーーーーーーーーーーン!ビョーーーーーーン!!




バナナ・・・・・・?




バナナが伸びた!!!!!!!??




そうです、ずっと色鮮やかな健気な、イイ女風だと思っていたバナナは、ゴムでできた玩具のバナナだったのです・・・こんなにリアルなオモチャバナナ見たことないってくらい、リアルなやつです。 (ダッチワイフ感)





何故だ!?なぜ博士は大人なのに、こんなオモチャを博士は持ち歩いているのだ!!??





これさ!“ビヨーン”これ、今日からカバンの“ビヨーン”中に入れといてね!“ビヨヨヨーン”とバナナを引っ張りながら博士。





博士「これ、ゴムでできてるから、これ引っ張って体鍛えたり出来るから。」






・・・・・バナナのオモチャで体を鍛える・・・・・




衝撃の言葉だった・・




バナナのオモチャで体を鍛えるという発想が凄すぎる。


メチャクチャ笑った。




ずっと声出して笑ってるのも、失礼だから、車を運転し前を向いている間づっと声を殺して笑っていた。



どうしよう、明日から、ふと博士を見るとバナナで体を鍛えてるのかもしれないのだ。



こんなの、面白すぎる。




笑いを我慢するのがつらい、さっきまで愛していたバナナが、一転して迷惑な存在になった。しかも、全体ゴムでできているので、ずっしりと地味に重いのだ。。重いカバンがさらに重くなる。物理的にも迷惑な存在になってしまった。


           つづく。