2013年7月5日の日記から。
今日は博士のレギュラーラジオ、「すっぴん」の生放送の為、朝からNHKへ送迎。
朝、博士の家までお迎えに行くと、何やら大量のTシャツを鈴木秘書とあさっている博士。
(今日のゲストが、プロレス団体DDT社長兼レスラーの、高木三四郎さんの為、プロレスのTシャツが着ていきたいとのこと。)
僕は、プロレスが全く詳しくない為、ポカーンと見つめている。
良し!これにしよう!と選んだのが黄色いど派手なTシャツ。
派手ですねー。プロレス関係だからやってるって、オシャレでやってるって理解されますかね。と鈴木秘書。
そりゃ、さすがに理解してくれるでしょー!!この派手なの普通に着てきたと思われたらキツイよー。これ普通に着て来たら、
“いよいよ、だな”ってスタッフも思うよな!“いよいよ”、博士おかしくなってきたぞー。って思われるよな!と博士。
そんなこんなありまして、出発。今日は渋滞も起こらずに無事NHK到着。ちょっと早くついたため、車の中で三四郎さんの資料を読みながら時間をつぶす。
車から出ようかと思った時、博士がおもむろに。あの、魔の言葉を発する・・・
博士「あっ!!あれない?棒!呪術師の棒!?」
俺「ええ??呪術師の棒ですか・・・無いですよ・・」
正直、ビクっ!!っとした。あの棒がそんなに頻繁に必要な物とは思っていなかったからだ、いったいラジオの収録の何に使おうっていうのだ・・(僕からしたら、あの棒を持ち歩いている方が、“いよいよ”だと思うのだが。)
博士「もう、車に入れとけよー。」
俺「す、すいません。呪術師の棒、入れておきます。」
するといきなりちょっと声を荒げて
博士「!!何故ならば!俺は、ザ・シークだから!!!!」
俺「え!?あ、はい、え?あはは。」(どうしよう、全然意味が分からない。)
博士「俺は今日!ザ・シークなの!!」(手を胸の前に広げながら)
「・・・・・・・」
ああ!Tシャツのプリントがザ・シークというプロレスラーなのか!で、この選手が呪術の棒を持っているんだな。とやっと理解をし。
俺「ああ!そうか、あはは、だから、棒。ハハ」
と、ニヤニヤしていると
博士「いや!シークは別に棒は持っていないんだよ!!」
・・・・・・・・(博士は一体、何を言っているのだろうか・・)
博士「無いならいいや!」バタン(扉のしまる音。)
取り残された僕。通行書を探しながら。
“いよいよ”だな・・・と思った。
生放送、三四郎さんのDDTのモデルはWWEスマックダウンであるという話、そして、博士の当時主催していた、伝説的ライブ、浅草お兄さん会もスマックダウンをパロディーしていたというとてもリンク感のある話が印象的だった。
お兄さん会の存在は知っていたが、ライブ内容がお笑いなのにプロレス風な演出をしていたものとは知らなかった。
コレを知って僕は物凄くうれしかった。何故なら、2年くらい前に
お笑いライブなんだけど、敵対勢力とか作ったりヒール役とか作ったり、ライブ中乱入芸人とかがいたり、VTRで襲撃される映像とって流したり、オープニングで今までのあらすじVTRで流したりとか、とにかくライブ通して、ずっとドラマのあるプロレスみたいなライブあったら面白そうだなー、やってみたいなーと思っていたことがあったのだ。
そして、当時、芸人仲間達にこの構想を語ったところ、良くわからないな。と鼻で笑われ、やるのを諦めたのだ。(坂巻も鼻で笑っていた。)
だから、ああ、やっぱり、ありだったんだ!そういうライブもありだったんだ!と嬉しかったのです。
生放送は終了し、夕方。僕はどこに出かけたかというと、何と!!
驚く事に!!!!
たまたま2日前に作家の宇野君に招待で行けるから来る?と誘われていた、
WWEスマックダウンの1年に1回の日本公演だったのだ!!
これ、何かすごくないいいいい!?