サマーカット | 吹田市の動物病院                                     南千里ペットクリニックのブログ

サマーカット

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こんにちは、院長の山城です。

今日はサマーカットの話を。(今回の話は特に根拠のある話ではありません、サマーカットに関する論文を読んだわけではないので、あくまで一つの意見としてとらえて下さい)


みなさんのおうちのコはサマーカットします?

サマーカットをすることをどう思います?

皮膚病対策や抜け毛管理としてではなく、あくまで暑さ対策としての側面でです。


僕としては、してもいいんじゃない?くらいに考えています。

する利点、しない利点、色々あると思うのでその点を踏まえて。ありきたりですが。

あえて言えば、してはいけないわけじゃない派ですね。

してはいけないとする理論が肌に合わないんで。


する利点はやっぱり涼しそうってことですね。実際に涼しいのかは、人間にはわからないですが、被毛の少ない、もしくは薄い犬種が比較的寒さに弱いことを考えれば、毛をカットすることで涼しくなりそうです。

また長毛の猫ちゃんは、サマーカットにすると明らかに涼しくて、すごしやすそうです。


しない利点ですが、実際、してはいけない派は増えてますよね。

紫外線が皮膚に届くとよくない、被毛の中の空気の層が熱を遮断するので毛がある方が実は暑さに強い、という意見があります。


ほんとですかとよく聞かれるのですが、まあ紫外線は確かによくないでしょうが、サマーカットにしてるしてないに関わらず、この時期に直射日光を浴びる環境に長時間いるということ自体が好ましくないので、サマーカットをしてはいけない理由にはならないんじゃないかなと思います。暑い時期の大原則は、涼しい時にお出かけを、です。


被毛の中の空気の層という事に関しては、暑さ対策ではなく、寒さ対策の側面が強いと思っています。詳しい話は置いといて、暑い地域の動物ほど薄毛でしょ?

人間もパーマでくるくるしてるのと坊主頭とどっちが涼しいかということと同じかなと思います。そりゃ直射日光の下では坊主頭のほうが頭皮は暑いでしょうが、日陰や室内では圧倒的に坊主頭有利ではないかと。


してはいけないというほどではないのですが、することの弊害としては、カット後の被毛に影響が出るという事です。絶対かといわれれば、難しいですが、かなりの割合でサマーカット後に生えてくる毛がもとよりゴワゴワしてくると思います。

美容面を気にするならしない方がいいです。


さて、ダラダラ書いていますが、結局はサマーカットしていてもしていなくても、適切に飼育していれば問題ないと思います。でもしてあげたかったらしてあげたらいいと思います。ただしサマーカットにしてるからといって、暑さ対策万全ではないですから、気を付けて下さい。


もし僕がシベリアンハスキーだったら、泣いてサマーカットをお願いすると思いますが、現実は人相が悪くなりすぎるのでしません。では。