みなさん、こんにちは!

プロデューサーを務めております、文学部2年の佐藤穂佳です!
アメブロを書くのは、3度目になりました!とはいえ、なかなか慣れないのですが⋯
 
さて、明日は公演初日!!!
ということで、今回は、今年のMSPの活動を振り返っていこうと思います✨
 
 
1月🎍
昨年度の全体反省会
新プロデューサー、演出発表
 
なんだか懐かしいです⋯「プロデューサーって何すればいいの!?」ってワタワタしてました笑
未だにワタワタしているときもありますが、この頃よりはPっぽくなったと思いたいです⋯
 
 
2月🍫
コラプターズ活動
 
開始上演台本の翻訳も行うのがMSP!
私も参加しましたが、同じ文でも訳し方ひとつで全く印象が変わって見えるんです!奥深いですよね〜
 
 
3月🎎
新歓準備
 
新歓に向けて、チラシを作ったり、何を展示するか決めたり、少しずつ動き始めます!
 
 
4月🌸
新歓
 
MSPは明大生であれば、何年生でも参加可能なので、新入生、在校生関係なく、勧誘をします!新歓ブースでの紹介やZoom新歓、シェイクスピア関連の授業にお邪魔して宣伝もしました!
 
 
5月🎏
参加ガイダンス
オーディション準備
 
MSPに参加するためには、参加必須のガイダンス!今年もたくさんの方に来ていただきました!Pの挨拶、めっちゃ緊張して噛み噛みになり、さらにはZoomの画面録画をし忘れるという大失態を犯しました⋯
 
 
6月☂️
キャスト、楽器隊オーディション
 
本番、舞台に立つキャストと楽器隊を決める大事なオーディション!演出の水彩さんを中心に、今年度のキャストと楽器隊を選ばせていただきました!
 
 
7月🎋
キャスト発表
アカコモ見学会
ラボ公演稽古開始
 
明日から公演を行うアカデミーコモン、通称アカコモ。実際にアカコモに行ってみて、本番を行うホールや舞台裏、客席の様子を見学しました!
こんなに大きな場所で公演をやるのか、と実感し、Pとして改めて気が引き締まった気がします!
 
 
8月🍉
全体顔合わせ
本公演稽古開始
オープンキャンパス
 
夏休みに入ると、稽古場をはじめ、各部署の活動が本格的に開始します!その前に行うのが全体顔合わせ!今年はアカコモで行いました!今後の予定を確認したり、他部署とレクをしたり⋯
ここでもPの挨拶があるのですが、この時も緊張して、噛み噛みでした笑
 
 
9月🎑
ラボ公演
粗通し
活動報告会
 
今年のラボ公演のテーマは「冬物語×SF」!!
本公演とは違った視点から、『冬物語』を楽しむことができる作品になっています。
YouTubeで配信もしているので、本公演とあわせて、こちらも是非見てみてください⬇️
 
『ボヘミアの海―冬物語:A Science Fiction―』

 

 

 

 

 

10月🎃

アースタ入り

アカコモ入り

 

本番に向けて直前の準備期間であるアカコモ入り。

全部署がアカコモで9:00~21:00というハードスケジュールの中で最終調整に入ります。

活動自体は1番ハードな時期ですが、カンパニーメンバーはとてもいい表情をしている気がします!

 

 

 

11月🍁

本番

 

そして、いよいよ本番!!

ついに明日からです!!!!!!!

 

ここまで本当にあっという間でした⋯

 

200人を超えるカンパニーメンバーが一丸となって創ってきた舞台を、ようやくたくさんの方に見ていただける!

ワクワクと、ドキドキと、なんだか不思議な気持ちです。

 

プロデューサーとして全ての活動を見てきた私が、自信を持っておすすめできる作品になっています。

 

第22回明治大学シェイクスピアプロジェクト『冬物語』ぜひご覧ください!

 

アカコモでお待ちしております!

 

 

本日のアメブロを担当します、演出の文学部4年村上水彩(むらかみ みな)です!

このアメブロが投稿されるころには、本番までのカウントダウンがとっくに始まっているでしょう。
どんな気持ちで本番を迎えることになるのか……まだちょっと未知数です。

本番直前のこのアメブロでは、演出である私から、本公演の見どころを紹介していきます📣

ちなみに私は文学部の文芸メディア専攻というところに所属しているので、なるべく写真に頼らず様々な見どころを紹介してみようと思います。

(集中稽古期間に入ったためにアメブロの締切に前日まで気がつかなくて写真を撮る時間が全然なかったというわけでは、決して、断じて、絶対にないですからね、ほら、写真ってネタバレにもなっちゃうし、皆さんには観劇当日までワクワクした気持ちで待っていて欲しいじゃないですか。)
⚠️皆さんに観劇当日までワクワクした気持ちで待っていて欲しいのは言い訳ではなく本気《マジ》です⚠️

というわけで、早速見どころをご紹介していきましょ〜!!


〇細部まで練られた台本

シェイクスピア劇に欠かせないもの──
まずは、台本ですよね!!

私は今年はじめてMSPの台本制作に関わったのですが、
MSPの翻訳チーム・コラプターズはまさに

「言葉を自在に操るプロ集団」

……ではあるのですが、意外と「ああでもない、こうでもない、、、」と頭を捻っている時間の方が長かったりします。
それでも、「このキャラクターはこんな感じで行きたいんですよね」とか「ここのシーンでは韻を踏んで語呂を合わせたくて……」という演出の無茶ぶりに、果敢に挑んでくれました。

そのおかげで、めちゃめちゃ面白い本が出来上がりました!!

すべての台詞が魅力なのですが、特にこだわったのは、物語中盤で出てくる「時」の台詞。
どんなふうに訳されているのか、ぜひ注目してくださいね👀✨️

この台本を強力な土台なくして、『冬物語』は上演できません!!!


〇シチリアのシリアスな演技/ボヘミアのコミカルな演技

『冬物語』は悲喜劇と呼ばれますが、その名の通り、一つの作品の中に悲劇も喜劇もあります。そして、前半と後半で作風がガラリと変わるのがこの作品の特徴!

そのため、演技の温度感もキャストによって様々です。
「こういうキャラクターにしたいので、〇〇役はこういう風に伝えて欲しい!」という要望は伝えているのですが、それ以上に役者の皆さんが「これはどう?」「こうしてみるともっと面白いんじゃない?」というのを、学年・経験問わずどんどん持ってきてくれます!! 
その引き出しの多さには、脱帽しまくりです。

役者の演技の欲張りセット、きっとお気に召していただけると思います✨️


〇思わず息を呑むダンス

MSPでは毎年何かしらのダンスが劇中だったりオープニングに組み込まれていますが、今年もたくさんダンスがあります💃🏻

アカコモで音楽とともにダンスまで楽しめちゃうなんて、お得でしかない!!
……というのはあるんですが、振り付けが本当に素敵なんです。「こういうのが表現できたらいいよね〜」というフワフワを、期待以上のものにしていただきました。本当に好きです。

私は実はダンスがとてもヘタクソなので、「すごおおおい!!!」と演出席からぱちぱち拍手をすることしかできません。
でも、このダンスをご覧になれば、誰もが私と同じような反応をしたくなるはず……。


〇世界観を形づくる楽曲

MSPといえば、楽器隊による生演奏も大きな魅力ですよね! 演奏はもちろん、曲もMSPオリジナルです!

「どこにどんな音楽が流れていたら面白いか」を考えるのが、意外に大変でした。ですが、作曲さんからいただいた曲を役者の演技と合わせてみたときにストーリーが立体的に引き立っていくのを見て、思わず鳥肌が立ったほど。

公演のためにわざわざ数十曲も書き下ろしていただけるなんて、そんな贅沢なことがあっていいんでしょうか!!


〇舞台を象徴するセット

実物はもちろん、そのデザインに込められたコンセプトがちょーーー素敵です✨️✨️✨️

舞台美術プランナーさんからデザイン原案をいただいたとき、あまりにも素敵すぎて「絶対にこれが良いです!!」と思わず声を上げてしまいました。
冬物語のふたつの舞台・シチリアとボヘミアとの対比や、作品のテーマ「和解と再生」をこの舞台ひとつで表しています。私一人では絶対に思いつけないし、作ることすらできません。

そしてこの舞台美術の凄いところは、役者がいて初めて真の魅力を発揮するというところ。
舞台と芝居とのマリアージュを、ぜひぜひ劇場でご覧ください!!


〇彩り豊かな衣裳・ヘア・メイク

MSPでは、衣裳をデザインから制作まで作成しています。それは、キャラクターに合わせて、役者に合わせて、0から作り上げているということ……。

これはもう、とんでもないですよ。
すべての衣裳・ヘア・メイクが、バチくそかっけぇしかわいいんです。
「このキャラクターはこんな感じでぇ……」が全部可視化されている。すごい。

キャラクターの性格を反映させるとともに、シチリアとボヘミアの対比もつけてもらっています。
推しキャラクターとともに、推し衣裳を探してみてはいかがでしょうか!


〇シーンを印象づける照明

初めてのプランでは、会議照明部の専門用語はおろか、照明でどんなことができるかということすらよくわかっていませんでした……。
にも関わらず、「このシーンはとにかく明るくしたくて」とか「ここは劇的な方がいいなと思っていて」というちょ〜ザックリした要望から、いつの間にかすごく素敵な照明プランが出来上がりました💡 

「こういうこともできますよ〜」をたくさん教えていただいて、照明の表現って無限大だな……と4年目ながら実感しています。

実はまだアカコモでの実際の明かりは見ていないのですが、舞台が映えることは間違いありません!!

そして今年はかねてからの要望で、舞台美術と組み合わせたかわいい照明をつけてもらっています🔥
きっと印象的なシーンになるにちがいない!!



まだまだたくさん語りたいところではあるのですが、どうやらアメブロ提出締切の時間が来てしまったようです……。

第22回MSP『冬物語』の魅力はまだまだ尽きません!!
公演日を迎える皆さんの気持ちが、少しでも期待で膨らんでくれていたら嬉しいです✨


第22回明治大学シェイクスピアプロジェクト
        冬物語




開幕まであと二日!!

ぜひご来場ください✨✨

皆さんこんにちは!このブログを読んでくださりありがとうございます😊

舞台美術部サブチーフ、法学部3年今宮麻衣です!

 

今回は舞台美術部、通称〝ぶび〟が執筆担当ということで、このブログを読むことで皆さんが本公演をより楽しめるように(あわよくば舞台美術に興味を持って頂けるように……😳)なればいいなと思っております!


 

ということで、今年の舞台セットは只今製作中ですので、去年21st公演に登場した〝木〟の作り方についてお話しします!

 

第21回は「お気に召すまま」でした。舞台は最初に宮殿🕍から始まり、森🌳へと変わります。そう、場面転換があるのです。

 

こちらが舞台です↓

上が宮殿、下が森の舞台です。

 

そう!宮殿の柱の向きを変えると森の木になるんです!!賢い方法ですよね〜

他にも切り株や吊りものなどなど、変化した所は沢山あります!こだわりが感じられる素敵な舞台ですね💓

 

では、このリバーシブルな木の作り方についてお話しさせて頂きますね!


 

〜🌳木の作り方🌳〜

 

①ボイド管というドでかい筒に、木の頭っぽく切り出したベニヤ板をくっ付けます。


 

②細いボイド管で枝を増やして、画用紙をちぎって葉っぱや樹皮っぽく貼り付けます。

裏側には宮殿っぽく白いペンキを塗ります。


 

だんだん木っぽくなってきましたね…!

 

ここで余談ですが、この幹の色合いから我々はこの子をカレーと呼んでいました。🍛


 

③画用紙を貼った裏側に、白布を宮殿っぽく貼ります。

フリフリがとっても可愛い!✨


 

④幹を延長するために中に垂木を仕込みます。

木の中に木を入れるとは、最早何をもって木なのか一度考えてみたくなりますね🤔

ノリノリです!💃


 

⑤土台に延長した分の幹を入れて立たせます。

とても大きいので皆で!大変だったけどいい思い出です。

この土台のエンブレムもとっても素敵ですよね!✨


 

⑥宮殿の柱を汚します。

〝汚し〟とは、長年使い込んだようなリアルな質感を与えるために、わざと汚すことを指します🕍

〝汚し〟はセンスが試される作業ですが、建物などの舞台セットには大体汚しが必要です!なので皆舞台が完成する頃には才能を開花させて、センスを磨いて立派な汚し職人になっています🏐🌳


 

⑦微調整して〜〜


 

⑧完成!!!🥳

いや〜長い道のりでしたね!

 

カレーは高さが約4mあるので、移動や接合に特に手を焼いていた覚えがあります。

しかし、手のかかる子ほど可愛いというもの。

どの木も皆で愛情込めて育てたからこそ、舞台で木の役という立派な務めを果たす姿は感動ものでした。



 

さて、昨年の舞台美術部の作業風景も交えながら舞台の製作過程をお見せしましたが、いかがでしたでしょうか?

これを読んでくださる皆様が観劇するにあたり、「この舞台セットはどんな風に作ってるんだろう」なんて楽しみ方もして貰えたら本望であります!

 

今年はどんな舞台なんでしょうか…💭

ワクワクですね!

もうすぐ皆様に完成した舞台をお見せ出来ることを楽しみにしております!!

ここまで読んでくださりありがとうございました🙇‍♀️