昨日出演させて頂いたNGKなんばグランド花月での吉本新喜劇特別公演。松竹芸能の俺らがNGKで吉本新喜劇に出演するだけでも昔を考えたら奇跡やのに、更に奇跡の出演となった。

先週水曜から3泊5日のアメリカロケ。昨日早朝に帰国して昼から台本読み→稽古→リハーサルをして19時15分開演の予定だったが、帰りの飛行機が機材トラブルで欠航。ロサンゼルス国際空港ロビーで12時間も待たされた。替わりに乗れる事になった飛行機は成田空港着で、乗り継いで大阪に向かっても開演時間に間に合わへん。

ロサンゼルス空港から日本にいるマネージャーに電話。

「申し訳ないけど休演にさせて頂こう」

成田空港に到着すると、入国手続きがスムーズにいき、17時発の伊丹空港行きの飛行機に乗れる事に!

すぐさまメールで台本をゲットして飛行機に飛び乗り、機内で台本を読み、伊丹空港到着。

迎えに来てくれてた吉本興業の社員さんからタクシーの車内で乳首ドリルのやり方を教わりながら移動。タクシーの運転手さんに変な目で見られながらも、開演15分前の19時にNGK到着。

俺の役は、すっちー演じる“すち子“の姉“ます子”。段取りの確認した後、すち子と同じ衣装に着替え、楽屋の鏡の前に用意されたすち子と同じカツラをかぶり、すち子の写真を見ながら自分でメイクして舞台へ。

すっちーに会えたんは本番中の舞台袖。2人のカラミの打合せもなく舞台に登場。

調子に乗って台本にないアドリブをドンドン入れても全部拾ってくれる新喜劇の人達の凄さ。

出演者やスタッフの方々に助けて頂いて何とか終了。ホンマに謝罪と感謝と感激ですわ。

そして、もしもの事態に備えてくれていたTKO木本さんにも感謝。