昨日はどこに行っても誰と会っても『Mー1グランプリ』の事を聞かれた。

“センターマイク1本だけで勝負する”

そのカッコ良さに憧れて、小学校の卒業文集に書いた言葉

「マンザイ師になりたい」

ライブや劇場ではセンターマイク1本で漫才をするけど、テレビで漫才をする時は意外とそうやない。センターマイクがあっても更にピンマイクも付ける事が多い。テレビで放送する以上、音声をしっかり拾わなアカンし。

ベテランの漫才師の方々を見てると、このセンターマイクの使い方が巧くてカッコいい。漫才中に動いてセンターから離れても、ちゃんとマイクに入る角度で喋らはる。

テレビの収録や地声でも聞こえるような小さな劇場で漫才する事に慣れると、ないがしろにしてしまいがちなセンターマイク。

コンビによって心地の良い高さやヘッドの角度があるセンターマイク。

Mー1はピンマイクを付けない。あまり気づかれてへんけど、スタッフさんの素敵なこだわり。ステージの下で、一応音声さんが座ってガンマイクを降ってはいはるけど。

センターマイク

そこは自分と相方とお客さんの待ち合わせ場所。