暁照雄師匠が亡くなられてから100日。
今日、大阪・道頓堀角座で行われた『暁照雄追悼公演』に急遽出演させて頂き、トークコーナーの進行役をさせて頂いた。
「照雄師匠が出演出来るのは今回が最後だと思う」
事務所のスタッフにそう言われ、最後の共演になると思って挑んだ今年の正月のNHK『初笑い東西寄席』。
そんなギリギリまでテレビで漫才をし続けた芸人魂。
そのカッコ良さを感じながらも、自分がそれをする自信はない。
三味線を弾きながらの『音曲漫才』一筋のイメージがあったのに、今日聞いたお弟子さんのエピソードトークでイメージが変わった。
時々披露していたという、着物を1枚づつ脱いでいって、裸になったら股間にホタテの貝殻を着けているというストリップネタ。
そして、それをしようとしていた広島県での営業で、本番前にスタッフのずさんな対応にぶちギレて、そのままタクシーで大阪まで帰って来たという破天荒さも。
その広島から大阪に帰って来るまでの間も、着物の下はしっかりホタテを股間に付けたままだったという武勇伝も。
カッコ悪いことも、しっかりやることのカッコ良さ。