1997年10月11日の第1回からPPVで見続け、『漫才』『浜田省吾』『北の国から』『阪神タイガース』と共に愛してきた『PRIDE』。その事実上の最後の大会?『やれんのか!』で、TBS『K-1Dynamite!!』の放送内ではあるが2試合をゲスト解説で参加出来たことに感無量。
大晦日の格闘技大会でひっかかったこと。
①所VS田村(Dynamaite!!)
なぜ試合前に所選手が田村選手の顔面を張ったのか!?所選手はそんなことをするような選手ではないはず!?それと前田日明氏が田村選手に勝利者トロフィーを渡す時、何か言葉を吐いてトロフィーを投げつけた行動との関係は!?それと山本喧一選手不参加との関係は!?俺は『田村潔司対山本喧一』が見たかった…。
②武蔵VSアッカ(Dynamaite!!)
相手は芸人やのに、勝ってガッツポーズをする武蔵選手にガッカリ。芸人と試合が組まれてることに対してもっとイラついて欲しいし、それをリングで見せて欲しい。あえて「総合ルールでやってやるよ!」くらい言って欲しい。
③秋山VS三崎(やれんのか!?)
名勝負やっただけに、勝った三崎選手から秋山選手へのマイクアピールが勿体無い。(地上波ではカットされたが)「秋山、これから頑張れよ!」の一言だけやったら三崎選手がメチャクチャ格好良かったのに。特に最後の言葉「日本人は強いんです!」はちょっと引っかかった…。
まぁ、ひっかかることが多ければ多いほど格闘技やプロレスはおもろいねんけど…。
谷川プロデューサー曰く、「選手に対戦相手候補を何人か提示した時、出来るだけ弱い選手とやりたがる選手が多い中、山本KID選手はいつもその中から1番強い選手を選ぶ。」
お祭りムードが漂う大晦日の大会。結局お客を呼べる選手って大晦日でも厳しい戦いに挑んでる。例えば、逆にホンマにお祭りムードで顔見世レベルのカードをしてる選手は、結局普段からお客を呼べてないし、使いたくない流行語で言うと“KY”。スタッフはチケットを売ろうと一生懸命なってんねんから頑張ったれよぉ。
これらが、今回色んな形で『K-1Dynamite!!』に携わって感じたこと。