昨夜、浜田省吾さんのライブが大阪であり、終了後、また、浜田さんと一緒に食事をさせて頂いた。
今回は、岡田も同行した。ライブ終りに楽屋へ行き、浜田さんと話をするときはいつも、必ず岡田の話が出てくるので、いっそのこともう紹介してしまおうと、ライブ終了後、すぐ岡田に電話した。いくら「浜田省吾さんとメシを食う」と言っても、あいつのことやから断るかもしれないと思い、「浜田さんがお前に会わせろ!言うてるから来てくれ」と言うと、「おお分かった」と、少し面倒臭そうな返事をし、彼はフラフラやって来た。
先に、岡田と店に入って待ってると、遅れること20分、浜田さんがやって来た。悔しいことに、浜田さんは俺より先に岡田に気付き、すごい笑顔で握手して、岡田の隣の席に座り、2人は話し始めた。
浜田 「家に、ますだおかだのビデオがもう3巻もあるよ。」
岡田 「あっ!相方送ってますか!?」
浜田 「今日はコンサートに来てくれたの?」
岡田 「いいえ」 (浜田さん、ガクッ!)
浜田 「じゃあ、相方に呼び出されたんだぁ?」
岡田 「はい。もう寝よと思てたら、相方から電話かかってきて…。」
浜田 「面倒臭いなぁって?」
岡田 「はい。」 (浜田さん、大爆笑)

    コラ!岡田!!その人はあの“浜田省吾”やぞ!!
    俺も、今回は、前回よりいろんな話が出来た。

増田 「最近の浜田さんは、なぜかMCのトークで、
    やたら笑いをとろうとしたり、
    オチを気にしたりするようになったなぁって、
    ファンの人が言ってますよぉ。」
浜田 「それは、ますだおかだの影響かなぁ?」
岡田 「それは悪い影響ですね!」
浜田 「でも、しゃべりって難しいよねぇ。
    コンサートで1番難しいのがしゃべりだよ。
    これだけ長くコンサートやってると、
    話すネタもなくなってくるんだよ。
    会場とホテルにしかいないから、話すネタが出来ないし。」
岡田 「別にしゃべらんでよろしいやん!歌だけ唄っとったら…。」

    コラ!岡田!!つっこむな!!
    だからその人はあの“浜田省吾”やぞ!!

浜田 「でも、2人の漫才はホントおもしろいよねぇ。
    すごくトラッドな感じもするし…。」
岡田 「あっ、そうですかぁ。」
浜田 「トラッドってどういう意味か分かる?」
岡田 「わかりません。」 (浜田さん、ガクッ!)
浜田 「コンテンポラリーな感じもあるし…。」
岡田 「それもわかりませんわ!」 (浜田さん、大爆笑)

    そして、岡田は1回しかアメリカに行ったことないくせに、
    偉そうに、浜田さんとアメリカの話をしていた。

増田 「浜田さんが外国に行って、歌を作るみたいに、
    僕らもたまにはロサンゼルスとかに行って、
    漫才のネタを作ってみたいですよぉ。」
浜田 「でもねぇ、外国に行っても、曲は書けるけど、
    詩は日本にいないと出てこないんだよ。」
岡田 「僕は日本におってもネタが出てきません。」

こんな感じで、俺の楽しいひとときはメチャクチャにされてしまった。
俺は俺で、浜田さんが注文してくれた“レモンサワー”3杯で、フラフラになっていた。
しかし、何やかんや言うても、岡田も“浜田省吾”という存在の偉大さがわかる世代。しかし、浜省にそれほど思い入れのある人間ではない。たぶん、それが、浜田さんにとっては新鮮で、逆に接しやすいかったのかもしれへん。岡田としゃべる浜田さんは、すごく楽しんでるように見えた。
深夜0:30。浜田さんと固い握手をして解散した。
岡田に「どやった?」と聞くと、「イメージとちゃうなぁ~。陽気な兄ちゃんや」
ホンマ腹立つ。