昼夜逆転が再発、少々メンタルが不調であったことや、朝が寒かったりと駐車場に足が向かず作業が止まりました。ダラダラと過ごすのは基本嫌いですが、「やる気」が湧いてこないことにはどうしようもありません...。こんな時は「焦らず、急がず、気の向くまま、体が動くまま」で「心にも充電」が必要です。そんなこんなで、約10日かかりましたが、ようやく「重たい腰」が動いたので作業再開いたしましょう!

 

※左:黒い部品「ストラットフォーク」後ろ:「ストラット/ショックアブソーバー」一体型ではないため分離しての作業の方が自分は作業がし易いです

※上からぶら下がっているのがアッパーアーム

 

本日もちょっとだけ元気に行ってみましょう!

今回のお題、
「Audi A4 B8.5 さんのフロントショックの異音対策はどうするの?その3」こと、フロントコントールアーム類のブッシュ打ち換え後に、フロント右ショック辺りから発生し始めた異音(コトコト音)対策の備忘録です。

 

 

    ※上から眺めると下にドライブシャフト  ※ストラットの最下部へ刺さります

    

 

フェーズ1.

☆ジャッキアップ&ショックアブソーバーAssy の取外し作業手順☆

前準備等の画像が無くいきなりのストラットフォークの分離からでありますことご容赦ください。作業手君は以下に記載します。

  1. ジャッキアップと安全対策 アンダーカバーの撤去 右側 アッパーアーム撤去
  2. 左側スタビリンクのネジをフリーに 右側はリンクを撤去
  3. 先にストラットフォークをナックルを力技で下げながらゴニョゴニョ外す(抜く) 
  4. ショックをそっくり外すため、車体に固定するアッパーボルト4本以外撤去
  5. アッパーボルトを徐々に外し最終的に1本を手で回る程度まで緩める
  6. ショックを左手で支えながら右手でネジを外しショックを引き抜く
ここまでで1.5時間程度かかりました。
 
    ※撤去直後                 ※コイルの仕様のペイントらしい
     
     ※お疲れなストラットマウント                     ※加水分解しているバンプラバー
    
     ※外した部品の比較            ※ストラット上部のカバー内部
    
※劣化の差は歴然!全体で1cm程度潰れているようなので「ガタ/遊び」がでます
 
フェーズ2.
☆ショック・コイル・マウント・バンプラバーの分離☆
手順は下に記載します。
  1. 特殊なブラケットなので干渉しないように「スプリングコンプレッサー」を装着
  2. インパクトドライバーが使用できませんが、コイルはショートタイプなのでスパナで作業が可能です。先にトップのネジ(18mm)をインパクトで緩めると良い?
  3. コイルが縮んだら、ボルトを外し(供回り防止穴あり)アッパーマウントを外し、コイル、バンプラバー、ストラットを分離させる
  4. 簡易クリーニング実施、バンプラバーの交換/要力技での入れ替え
  5. シリコングリスをスプリングシート等に薄く塗り、コイルとシートの嵌め合いを確認しながら組みなおす トップのボルトのトルク調整不可のためインパクトで良い塩梅に締めゆるみが無いことを確認しました
☆今回の作業概要☆
残念ながらショックは自力で戻りませんが抵抗があるためそのまま続投し、「劣化したバンプラバー」と異音の最大の発生源であろう「ショックマウントの交換でどの程度改善するかの実験」です。※この先長期的に使用するのならば「ショックも全交換」推奨です。
 
※ショックを外さないと見られない部分 この凹みにショックマウントが入ります
     ※ボルトを抜く前              ※ショック撤去後
    
※ショックAssy完成! 
 
フェーズ4.
☆組み戻し☆
一人で作業を行うのはかなり大変だと思います。少々気合いを入れてショックを左手で下から支えながら右手でボルトを入れつつ仮止め(これが一番大変かもしれません?)できれば残り3本のボルトを入れ、最終トルクセッティングは40Nmで対角状に締め上げればOKです。格闘時間約10分、外した手順を逆さに実施し、最終作業の「1G締め」に移行しましょう!
 
※バンプラバーはショックマウント裏へ差し込み固定します
 
フェーズ5.
☆1G締め☆

この作業は意外と面倒ですが、怠るとブッシュが早々に切れてしまいます。1G締めの箇所を以下に記載します。

  • アッパーアーム前後
  • スタビリンク左右/上下
  • ロアアームとストラットフォークの固定ナット、根元のブッシュボルト
※装着完了!この後にストラットフォークをゴニョゴニョと差し込みます
 
フェーズ6.
☆試運転☆
結果:スタート時からコトコト・バタバタ音が見事解消しました(祝)!
「普通の足回り」に戻っただけとは言え、ショックは交換していないため100%解消にはなりませんが、90~95%程度解消したように感じます。落ち着くまではもう少しかかると思いますので、落ち着いたころを見計らって「簡易アライメント」を実施しましょう!
 
作業は「8:30~15:30」と7時間程度かかりましたが結果OKですね!
今回は左右のバランスを極力変えない「非推奨作業」ではありますが、一度実施したかった「劣化したショック(抵抗が残っている)のマウントのみの交換」ではありますが、異音対策には「意外と有効」との判断ができそうです。※完全に抜けたショックの場合は「跳ね上がる症状」なので「要交換」です。また「ショックの定期交換」定期的に行っているかどうかの是非は今回問いませんことご容赦ください。
 
久々に「ちっぽけな達成感」を感じられた作業でした!
正直、修理するとするするだけ不具合が追いかけてくるのは本当に厳しく、「心が折れてしまう作業」が暫く連続していましたが、「良いきっかけ/はずみ」がついてくれることを期待しましょう!
 

作業は続きます。

 

Let's challenge !

See you Next !