今年のバレンタインデーも色気なくスルーですが、「甘党」の自分にとって「チョコレートを食す」ことは日常の「おやつ」であり疲れた時の「脳への栄養分補給」として往年の定番品です。最近は「アルフォート」がコスパ良く、「89円セール」の時は必ず買い物かごに入っております。どうでもよいお話でした...

 

本日も少し元気に行ってみましょう!

 

※ボンネット交換をしたのがご縁の始まりでした

※ルーフも黒いと意外と良い感じです!

 

   

    ※別アングル

 

今回のお題、「新種? Audi A4 B8 Allroad quattro さんはこんな感じです」こと「 アウディ A4 B8 オールロード クアトロ 」さんは複数のご縁が重なり所有することとなった「新種?」というより「トライアル要素」が強い「暫定的に所有」することとなった車両ではありますが、今回忘備録として以下にスペックを記載します。

 

☆車両内容☆

初年度登録:平成23(2011)年1月
車名:アウディ 車体の形状:箱型
排気量:1.98L 型式:ABA-8KCDNA
原動機の型式:CDN
前前軸重:950㎏ 後後軸重:820㎏ 車両重量:1,770㎏

車両総重量:2,045㎏定員乗車:5名 
長さ:472㎝ 幅:184㎝ 高さ:149㎝

最高出力:211ps(155kW)/4300~6000rpm
最大トルク:35.7kg・m(350N・m)/1500~4200rpm
エンジン:直列4気筒DOHC16バルブICターボ

走行距離:230,000kmオーバー

0~100Km:6.1秒

最高速度:247km

 

  

※いたるところにタイラップ??

 

  

※綺麗と思いきや、結構な汚れ具合

 

☆試乗インプレッション☆

出力、トルクだけで見ると以前所有した「Volvo XC70 さん」と似たり寄ったりなのですが、DCT(7速AT)とトルコン(5速AT)の差は明白、べた踏みで3速/100kmオーバーになるくらいの2トンある車重を軽々と引っ張る、カタログスペックを疑う位の強烈な加速は圧巻、恐らくは今まで乗ってきた車の中で一番速い車に違いありません。更に「パドルシフト」も付いており。貧乏な自分には高級すぎて装置類もどう扱ったら良いかわからないとても豪勢な車両です。しかしながらその走行距離がなんと232,000kmオーバーなので「あちこちお疲れ様」は否めません...。

 

※これはきっと車高調?非純正?

 

☆各種点検☆

初年度登録から今年で13年を越えるため重量税が22,800円に跳ね上がります。さらにこの Audi A4 B8 Allroad quattro(長いのでクワトロさんにします) さんはタイミングチェーン方式で交換サイクルが16万kmとの記載がありますから既に交換時期を過ぎており、いつエンジンマークがついてもおかしくない状況と思われます。日本車ならば30万キロ走行したとしてもチェーンが複数本で駆動しているケースが多く「無交換でOK」の車両が多いと思いますが、そこはドイツ車「タイミングチェーン」も交換時期の明記があり、過去に乗っていた「スバルトラビック(OPELのOEM)/Z22」も10万キロが交換推奨距離です。実際にタイミングチェーンもシングルで交換間際のチェーンはかなり伸びていますし、伸びて過ぎて「コマずれ」が発生した瞬間に「エンジンブロー」となる最悪のシナリオが待っています。(「コマずれ」はVitaでやらかしました...) ここが所有するかどうかの最大の懸念点で、費用対効果を考えると「廃車」にする方が良いかもしれないという判断をするための「プレ点検」、「CR-Z」が無事嫁いだ直後のタイミングで駐車スペースがあったこともあり今回の「暫定処置」となった次第です。費用はあまりかからない程度で作業開始いたします。

 

※ちょっと残念な左前ボールジョイントブーツ切れ

 

※ブーツは切れていませんが根元からオイルが漏れ下がオイルまみれ

 

フェーズ1.

前情報で、左側ロアアームのボールジョイントのブーツ切れがあり、下回りのチェックでは以下内容が判明しました。

  1. 左側ロアアームのブーツ切れあり
  2. 右側ドライブシャフトブーツ/外側よりオイル漏れあり(ブーツ切れなし)
  3. クーラント漏れあり
  4. ブレーキパッド残:フロント/5mm程度 リア/3mm程度 
  5. ブレーキローターは次回のパッド交換時に同時交換推奨
1のブーツ切れは交換必須、2のドライブシャフトブーツはバンドの交換でOKです。
 
※クーラント漏れ
 
※オイルパンからオイルにじみ ウォーターポンプがかすかに見えるだけ...
 
※タービン(インマニ側)からオイルが少々
 
フェーズ2.
足回りの仕組みを見るとボールジョイントの交換、汎用ブーツでのブーツの交換も出来そうですが、OEM品でも良いお値段、今の環境では作業ハードルが高く現状不可、中古のロアアームごと交換実施にて対応しましたが、「4リンク+スタビライザーバー」なるサスペンションは高機能すぎて仕様もわからずの初作業、2柱リフトなら作業がしやすいのでしょうけれど、パワー作業の要素も加わり難儀でしたが何とか交換完了、15時から作業開始、途中でやめる予定でしたが、ついつい長丁場の午前様作業となりました...。本締めはせず後日、「1G締め」を実施予定 
 
※上:交換するコントロールアーム(ボールジョイント付き中古)
※下:摘出完了したコントロールアーム
 
※ボールジョイントが入る穴
 
※スタビリンクを外さないとショックも動かずパワー作業連発です!
 
フェーズ3.
ドライブシャフトのブーツバンドを購入、今回は「締め込み工具」も購入しましたが、車両についたままのドライブシャフトにはしっかりテンション掛けて装着が出来ません。前回行ったであろう「緩いブーツバンド」の原因はここにあったようにも思えますが、車検を通すことを優先するとなると「しっかりついていて漏れない措置」であれば良いのが大儀となり、邪道かもしれませんが「針金やタイラップの使用」も考慮し一旦保留とします。
 
   
※右:リアブレーキローターはソリッドディスク(ショックは純正)
※左:フロントブレーキローターはベンチレーテッドディスク
 
フェーズ4.
クーラント漏れは常時漏れているわけではないのですが、ウォーターポンプの軸より「異音」が出ているようでかつ縦置きエンジンなので少々勝手も異なり、直視出来ないため、検証のためにはクーラントを抜き、リザーバータンク等かなりの部品を外す必要があります。そうなると「ウォーターポンプ交換」も必須項目のため「勝負するか否かの判断」→「手放す判断」が必要です...。個人的には「修理して乗りたい」のですが、「タイミングチェーンの交換」は「未知の領域」で「こなすだけの勇気(壊しても良い覚悟)」が必要できっとそれは、この車に対しての「愛情の大きさ」に比例してくると思います。極論は「数十万の交換費用を出せば解決する」のでしょうけれどそこも含め今しばらく検討したいと思います。
 

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