最近の自分のところに配信される記事は「ヒグマの出没や被害」についてが多いのですが、これは皆さんが見ている記事とは恐らくは異なっている方も多いと思います。これはブラウザに記憶される「cookie」を参照しユーザーが「見たそうな記事」、「購入したいかもしれない商品」等を「接続したサイト」が利用してその利用者の表示内容をカスタマイズしています。最近初めて訪れるwebサイトではやたらと「cookie」を「受け入れる(有効にする)」メッセージが先に表示されると思いますが、これがそもそも曲者でそのサイトが「悪意に満ち溢れたサイト」で「すべてを受け入れる設定」にすると、ひょっとすると「個人情報を含めた情報漏洩」なんてこともあり、「保存したクレジットカード情報」がもしも抜かれたら「不正請求の被害に発展」することも充分に考えられます。不用意な個人情報の入力はハイリスクであること、またクレジットカード情報(デビットカード含む)には2段階認証を設定(SMSでの認証等)を行い被害が起きないよう心掛けることが大変重要です。またスマホを「お子さんと共用でお使いの場合」はSMSではない「お子さんの知らないパスワード等」の設定をするとゲーム等で「覚えのない請求(課金)」も防げると思いますし「子供がやったことだから...」と泣きつく前に「しっかり対策していない管理者の責任である」ことをしっかり認識いただくことがとても重要です。更にキャッシュクリアも定期的に実施し古い情報は削除する方がリスク回避につながり、ブラウザも快適に動作すると思います。ご参照まで...。

 

※大量のオイルが漏れクーラントへ流れている

※幸いオイル側へクーラントは流れていない

※上2か所 下1か所にガスケットを止めているリベットがある

 

本日もちょっとだけ元気に行ってみましょう!

 

本日のお題、「エンジンがかからない 銀ヴィータ はバルブが曲がった顛末でした...」こと、銀色のオペル ヴィータさんの修理 Part3 です。

 

結果を先に記載するとここまでで進展はあった?ものの惨敗です。

 

フェーズ1.

あまり見せたくないのですが、一番最初のシリンダーヘッドを取付時に大きなトラブルがありましたが、作業はそのまま続行しクーラントを入れファーストインプレッションを実施した起こるべくして起こった結果であり「シリンダーヘッド交換の難しさ」についてはその「無知さ、軽率さ」を後日、本当に痛感することとなったのは言うまでもありません...。そのトラブルは、「シリンダヘッドボルトの頭をねじ切りった」というものです。作業途中、ボルトを締めていて「ギシギシ」と音がし、かなりのテンションがかかっていたと思いますが、この作業は「25Nm+90°x3+45°」という作業でトルクレンチは最初の1回目のみ使用、その後「3回90°」を締める作業の3回目にボルトが回らなくなり、そのまま力を加えたら「ボキッ」とねじ切れたものでした。未知(無知)な作業故、その箇所のリカバリは出来ずそのまま放置していましたが、シリンダヘッドを外さない事にはその先はありませんので、折れたボルトを外す作業からのやり直しとなった次第です。これは心が折れました(笑?涙?)

 

※左上:クランクシールからオイル漏れ

※右上:季節外れの「トノサマバッタ」まじまじ見るのは人生初

※左下:折れたシリンダヘッドボルト

※右下:役に立たなかったナットツイスター 

 

フェーズ3.

記事のボリュームは小さいですが、本格的に折れたボルト外しも初めての作業、「小ねじ」は過去に「ピンバイス」や「ネジザウルス」を購入し外した記憶がありますが、それも2~3回程度でさほど苦労はありませんでした。今回の対象ボルトはM8、頭はE12のヘックスローブ形状、更に強烈なテンションでねじ切ったということで本当に頭を抱えましたが、トライ&エラーの連続でもあきらめずに行った結果は「最終手段のリューターで頭を切る作戦」で終結ですが、シリンダーヘッドのダメージ等々も多数ありました...。最初は削り粉が飛ばぬようカバーをしていましたが、強烈な火花も飛ぶのでガソリン等引火の可能性もあり危険なので途中からはそのまま実施です。本来は「100Vのグラインダー」を利用したかったのですが、電源が取れないため「14Vの充電式」を手配、切るのに20分程度かかりましたが上手く切れた感じです。画像にはありませんが「エキストラクター」を先にネジの頭に装着してチャレンジ、残念ながら、エキストラクターも根元からボッキリと折れ、超鋼の刃先なのでこれまた切れず散々な結果です。

☆作業手順☆

①エキストラクターの逆回転で外す→エキストラクター折れ

②ナットツイスターでくわえ込みまわす→ナットツイスターが食い込まず

③ボルトを切る→100Vのグラインダーならもっと素早く綺麗に出来たかも?

 

エキストラクター、ナットツイスター、リューターを使うのもオール初めてとこれは「呪い?」か「試練か?」等と考えていしましましたが結果OKです。

 

※リューターが思っていた以上に暴れました... 掃除が大変です!

 

フェーズ4.

外して状態の凄さに驚きました...。

ガスケットがまともにエンジンブロックに当たっていない感じです。ヘッドのサーフェースチェックは簡易ではありますが実施しておりましたが、まさかこれほどとは再び瞑想、作業は中止し再度シリンダヘッドを持ち帰り対策?というより「シリンダーヘッド交換」について今回の事象の「振り返り」と「再学習」を実施します。

☆振り返り☆

装着したヘッドガスケットは本来この機種の物ではない:ヘッドは互換性あり

観察結果①:見落としそうでしたが、ガスケットが3個のリベットで止まっている

観察結果②:このリベットはすべてエンジンブロックに干渉している

 

※望みを託したケミカルですが残念な結果となりました

 

フェーズ5.

リベットがエンジンブロックに干渉していると当然ですがシリンダヘッドがきっちりとエンジンブロックに乗りません。ファーストインプレッションで感じた違和感(グラグラ感」はこの「リベットが原因」であったことこの時点で気付きます。このリベットを3箇所外しオイルストンで再度ヘッドをみがき、隙間チェックを簡易ですが行い、リトライ実施するも、クーラントに混じる量は格段に減ったのですが、ミッションコンプリートには程遠い状況です。ここで先に用意していた評判のケミカル、「Head gasket fix」を使用してみることとします。用法・容量を守り、クーラントも入りチャレンジキュー、更にオイルの混入が減ったように感じますが、大きな変化はありません...。一旦フラッシングを実施し再度(これ一本で2度使用できる)実施しましたが結果NG、ケミカル代金が水のごとく消失いたしました。(8,000円)原因は色々考察できますが、この段階で全容を把握するだけの知識が備わっていません...。

 

※頑張ってばらします

※全容 

 左から3番目のピストン下がピストン周りにあるウォータジャケットのクーラント

※拡大①

※拡大②乳白色の部分がオイルとクーラントが混じったもの

 

フェーズ6.

シリンダーヘッド下ろしが今回で3回目、「2度あることは3度ある」がズバリ的中ではありますが、ヘッドを下すためには、①配線関係 ②インマニ、エキゾースト外し③ドライブベルト、タイベルベル外し ④補器類外し を実施、対面したガスケットは当たっている部分と当たっていない部分があり、シリンダーヘッドにはその状況が確認できる状態でした。ケミカルが漏れを止めるためにオイルラインを上がっている状況であろうことが予想できる痕跡がありましたが隙間が大きすぎる?のかオイルの圧が高い?のかは不明ですが上手くヘッドが当たっていないのが原因であろうと考察が出来ました。チャレンジは更に続きます...。

 

※シリンダーヘッドボルトは10本/15cm以上あります

 

無理せずボチボチの作業なので

もう少し続きそうです!

 

Let's challenge !

See you Next !