2023年の節分は本日、2/3のようです。今年は例年よりもとても寒く、近所の日陰の水たまりが凍っていました。とはいえ、夕暮れも少しずつのびているし、着実に春に近づいているので今少し辛抱しながら、健康管理に気は抜かずに過ごしたいものです。因みに皆さんは恵方巻食されるのでしょうか?私は食べる習慣がありません…。
よく見かける、「太巻き」にはお恥ずかしながら、苦手な食材が多く好んで食べない理由があるのも正直なところであります(涙)。
※セキュリティロック解除OK!
本日も元気に行ってみましょう!
今回のお題、「トヨタ純正ナビ NSCT-W61 NSZT-W61G は難ありの機種ばかり?」こと「 NSCT-W61 」、「 NSZT-W61G 」さんたちは、2010年頃のトヨタ純正のメモリナビです。双方「富士通テン製(ECLIPSE/現 デンソーテン)」で発売からもう13年経過している機種なので、動作不安定等々が起きても不思議はない輩です。
とは言え、2DINワイドなルクラさんに搭載するために費用対効果が良い機種であり年式も同様なのでちょっとだけ触手をのばしてしまいました(笑)。
☆ NSCT-W61☆
フェーズ1.
トヨタ純正ナビの仕様なのか、「セキュリティロック」がかかっている機種を多数拝見します。それもあるためか、数千円で本体が入手可能なのは魅力です。しかし「セキュリティロックの解除」って簡単ではないはずですが調べると、「ディーラーで解除可能」等色々な方法が見つかりましたので「これはチャレンジするしかない!」とばかりに、「電源が入る/即決1,000円/SDカードなし」のジャンク品を購入(送料の方が高い)、沖縄からなので少々時間がかかることもあり、先に動作試験用の電源ケーブルの手配、ナビは購入後3日目に到着し、電源ケーブルを挿し、火入れ式 残念ながら起動NGです。
※液漏れであろう劣化したスーパーキャパシタ
フェーズ2.
分解作業開始!
この作業は「力業」でディスプレーをこじ開ける作業が発生しますので、物理的に壊してしまう危険性があります…。ゴニョゴニョとディスプレーを開き、ディスプレーと本体を分離、CDドライブ取外し、メイン基板の順に分解作業を実施、「おや?」と思わず声が出てしまう事態が発生しておりました。それは、「電解コンデンサらしき丸い部品」とその隣にある「四角い部品/3519」が液漏れのような症状後に腐食している状態です。
確認したところ、電源端子からの1次側の電源回路らしいので電源が入らなくてもおかしくないと判断が出来ました。早速壊れた部品の手配を行いましょう!
※交換用に手配したPanasonic製スーパーキャパシタ
フェーズ3.
良い情報が見つからず、検索に時間がかかりましたが、「電解コンデンサらしき丸い部品」はスーパーキャパシタ→電気二重層コンデンサ なる部品で、規格は「0.047F/ 5.5V」、隣の「四角い部品/3519」の印刷文字で検索が出来ませんでしたが恐らくは「チップダイオード」の類のようなので、たまたま手持ちにあった「5A/20V」のチップダイオードを流用してみたいと思います。小ロットで購入できるところも少ないのですが、同規格のPanasonic製のスーパーキャパシタを5個手配しました。到着に3日を要しました。
※汚損し基板より浮いたチップダイオード?
※改修後
フェーズ4.
基板修理開始!
スーパーキャパシタの実装は問題ないのですが、「四角い部品/3519」の実装部分は基板の腐食がひどいため、そのまま実装出来ないのでバイパス処理にて実装(見栄えが悪いことご容赦下さい)。画像はありませんが、火入れ式のリベンジは成功、動作確認のステップに進めそうですので、使用可能なSDカード(地図データ)を手配します。
これも多数種類があり、チョイスに苦労しましたが、2011年秋版を試験用に手配し到着を待ちましょう!
☆セキュリティロック解除実験☆
こちらの作業は個人的な実験の内容であり、すべての作業において発生したすべての事象については実施された方の自己責任となることをご理解くださいませ!
フェーズ5.
SDカード(地図データ)が到着し、早速動作試験を行います。しっかりとセキュリティロックがかかっておりナビは起動しませんでした。これは後々判明したのですが、この機種を含め、この当時かどうかは不明ですが、トヨタ純正のナビには盗難防止等々の措置が施されているようで、初期使用時にパスワード入力が必須で、ナビを外すと高確率でセキュリティロックが付いてくる(されている)ようです。先に調べた情報を実践し効果を試してみましょう!
※修理後のSDカード(地図データ)挿入 電源ONでパスワード入力画面
※セキュリティロック解除試験開始!
※サービスモード表示
フェーズ6.
解除作業を行うためには、「サービスモード」には入らなければなりません。
この作業の情報が少なく、実車ならば、「スモールランプ3回…」等の方法も試せるのでしょうけれど、机上の作業故、作業制限もありますが、今回作業ではこの「スモールランプ3回」の作業はロック解除前は出来ませんでしたので、最初に出たパスワード入力の状態でナビの「画質調整の画面」を出し、画面の左中央部分を上下3回タップしたらサービスモードに入れました。※「画質調整の画面」の出し方を忘れてしましましたので、キーワードに「トヨタナビ 画質調整の画面」等々を入力しGoogle検索すると多数ヒットしますのでお探しいただけると幸いです。
※怪しい解除ソフト 自己責任で!コード入力
※怪しい解除ソフト 自己責任で!ロック解除コード生成
※いざ勝負!
フェーズ7.
どうやら、解除には専用工具(ソフトウエア)が必要なので、あちこちで見かけた、ロシア?製ソフトウエアで実験、結果:解除成功です。
この作業は、ディーラーでも有料で解除できるようなので、リスクが高い方法はお勧めいたしません。
※ロック解除成功!
※オープニング後のセットアップ画面ここで初期パスワードを設定する必要がある
※「次回起動時に設定する」で地図画面表示(既にGPSアンテナOK USBOK)
フェーズ8.
この機種はUSBメモリのメディア再生が可能です。
USBケーブルは意外と値が張るので、直結でケーブルを背面から出してみましたが、
この作業、基板の端子がハンダでしっかりブロックされており、基板のパターンからバイパス作業を行ってみましたが、素直にケーブルを作成した方が手間がかからなかったかもしれません。結果は成功、iPod nano(2世代)で再生OK、USBメモリのmp3の再生も大丈夫です。しかしこの機種は廉価版なので、Bluetooth機能は非搭載、光ビーコンの接続ができません。ワンセグチューナー搭載なのでワンセグ画像でTVの受信は可能ですが、音楽専用のCDドライブのためDVDメディアNG、動画再生もNGです。
※背面よりUSBケーブルを直出し運用
☆ NSZT-W61G☆
NSCT-W61の上位機種がどうやら、「 NSZT-W61G 」さんらしいです。
調べると、DVDメディアは使用できないものの、Bluetooth音楽(ハンズフリーOKらしい)、光ビーコン接続OKと機能が充実します。気になり、ネットサーフィンすると画面割れの他機種3台同梱の合計4台500円の超破格のジャンク品ナビを発見即決だったので購入決定。ゴミ?が増えるのですが良い暇つぶしにはなりそうです。
※分解開始直後、スーパーキャパシタが劣化しています。
※別の基板のスーパーキャパシタ やはり劣化
フェーズ1.
試験道具は揃っておりますので、早速火入れ式、結果:電源入るが数秒で画面が消えてしまう症状です。画面もピンポイントで割れており、要交換であることは変わりありません。筐体もいささかお疲れ気味ではありますが、分解作業開始しましょう!
フェーズ2.
開けてビックリ玉手箱(古っ!)なんと同じスーパーキャパシタに液漏れ痕がありました。この機種は2個使用されており、双方ともに要交換ですが、幸い規格もNSCT-W61と同じ「0.047F 5.5V」、先に5個手配していたので、基板のクリーニング、交換実施で症状改善したようです。しかし画面が割れているので、交換が必要なのですが、先に検証した、NSCT-W61のパネルがそのまま流用でき、タッチ画面も同じ規格、サイズなのでスワップして復活させました!
※割れたタッチ画面 「表示画面とタッチ画面は別物なんです!」
フェーズ3.
こちらもセキュリティロックがかかっていたので、解除実施、操作画面もNSCT-W61とほとんど同じです。
※LCDは同じ型番
フェーズ4.
この機種は画面の操作基板にBluetoothのICチップ、アンテナが組み込まれています。また、運用にはハンズフリー用のマイク、光ビーコンも必要なので、マイクは純正品、光ビーコンはカロッツエリア製が流用できるようなので、双方格安品をゲット、ビーコンは端子変更、更に、互換のUSBケーブルも購入し、端子内部の端子配列を変更しますが、この作業はめんどうなのであまりやりたくないです…。
サービスモードで認識しているので作業完了、実車試験と移行します。
光ビーコンの動作も良い感じで画面表示され、ハンズフリー通話においては、Lineのテスト通話、時報、着信試験OK、これが正常かどうかは不明ですが、結果はOKにいたしましょう!※ワンセグについてはアンテナを接続していないので未検証です。
※左:NSZT-W61G の操作基板(基板左上がBluetoothチップ)
※右:NSCT-W61 の操作基板
※VTRの入力端子に加工しないとUSBメニューが出ません
※iPod nano 接続OK
※マイク 光ビーコン(ND-B5)AUX VTR OK
※USBケーブルの端子変更作業
色々なナビ本体を分解してみましたが、今回の「スーパーキャパシタ」を使用している機種は初めてでした。個人的に、トヨタ車はここ10年以上乗っておらず、身内もトヨタ車に乗っていなかったようで機会がありませんでした…。
最近は旧車ブーム、2010年当時の車に搭載されているトヨタ純正の富士通テン製ナビは高確率で「スーパーキャパシタ問題」が発生していると推測されます。
ご参考まで…。
ルクラさんの作業は続きます。
Let's challenge !
See you Next !






















