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上空がまだまだ温かいせいなのか、地域柄のせいなのかわかりませんが、
空が高くない、いつも雲がどんよりしています。
さて「 Hackintosh 」の夢見る作業も一段落というところで、
ジャンクマシンとの対話も忘れずに行って参ります。
本日のお題
「 初挑戦!ヒートガン ( ホットガン ) / リワーク は成功するの? HP TX1000 君」は
某大手元祖 ジャンクショップにてラップにくるまり、この機種よりも数年前のジャンクマシンがラインナップされた
一番奥の隅っこにひっそりと隠れておりちょっと見ただけでは存在すらわからない状態は
たまたまか少々ラッキー?なのでしょうか…。ジャンクマシンとのご縁はいつもこんな感じです!
肝心な状態は以下に記載いたします。

・「電源が入るが起動しない、Biosも表示されない」との記載あり
・Vistaマシンでタッチパネル搭載機種、外観の状態は良い感じ。
・HDDは外されているが、メモリは入っている模様。
・光学ドライブが付いていない。
・付属品があるらしい・・・。
ここで店員さんへ質問タイム!
自分:「付属品を見せていただけますか?」
店員さん:「ただ今持ってまいりますので少々お待ちください。」
店員さん:「こちらですね!」
何やら大きな袋に沢山の付属品が入っています。
DVDドライブ(取り外し可能)、ACアダプタ、タッチペン、リモコン、バッテリとほぼ勢揃い、
良い感じなのですが、なにやらACアダプタ、DC側 根っこの部分が盛り上がり、断線修理を
実施されています。店員さん曰く「導通は問題ありませんでした。」とのこと。
そしてここで、大好きな「 AMD64 Athronx2 」のステッカーに気が付きました。
さらに、タッチパネル搭載、画面反転するところも魅力なので、
自分:「お会計お願いします。」
購入決定、「何とかなりそうかも?」
ファーストインプレッション
ACアダプタが少々怪しいので、再修理からのスタートです。
テスターでは特に問題なさそうなので、結線と絶縁処理及び断線処理をして検証に備えます。
というのは、このACアダプタは18.5V/3.5A 差込口が細く、19Vで多い5.5㎜のタイプでないため
汎用のアダプタがありません。
修理後、DCジャックインするとLEDが点灯しコネクタ周りが青く光ります。(Vaioみたい…。)
初回電源ONでファンが元気に回転、多数のLEDランプが光りますが、画面は非表示と、
Bios画面は上がってきそうにありません…。
その後メモリ交換でも起動NG、FD、光学ドライブ共にブートせず・・・。
CPUの交換も実施したいのですが、この機体は完全分解をしないとCPU交換ができません…。
セカンドインプレッション
一先ず分解作業開始、トラップもなくCPUとご対面です。
ヒートシンクを外し、本機体CPUを別のAMDマシンに( LL-370RG さん)乗せ換えましたが、
正常起動しましたので、原因はCPUではありませんでした…。(残念?)
こうなると、原因はメインボードの故障が濃厚なので、情報取得のためにネットサーフィン開始です。
答えはすぐに出てきました。
どうやら、GPUの半田部分のクラックが多い機種のようで、「 Youtube 」で修理方法までアップされている
「定番不具合」ということがわかりました。
修理方法は、「 表面実装 デバイス の リワーク ( BGAリワーク ) 」ということで、様々な方法が紹介されており
大変参考かつ楽しいものばかり・・・。
最悪の場合も想定し、「交換用のメインボード」もチェックしたところ、入手は可能ということがわかりました。
「これならいける…」(葛城ミサト風)ということで「 BGAリワーク 」に初挑戦いたします!

今回揃えた(必要/オプション)道具たち
・ヒートガン ( ホットガン )→送料込で3,640円 / 60℃~600℃ の無段階調節タイプ
・300℃程度まで計測ができる温度計(あれば便利です。) →1,270円 / 料理用の250℃まで計測OK
サードインプレッション
ヒートガンは翌日(金曜日)に到着、温度計も無事入手でき、準備OKです。
少々練習も兼ね1年ほど前に購入した電源がまったく入らないネットブック君(東芝 NB100 )
で練習後、再度組み直し実施でも状態の改善は見られません…。(残念/原因は別の箇所?
それでは本番へ行ってみましょう!
※作業の指標は、「220℃前後で、およそ2分程度の過熱」です。
※作業は至ってシンプルです。
・アルミホイルで分解したメインボードを巻き、リワークするGPUの部分を切り抜き準備し
念のため段ボールを下に引いておきます。
・あらかじめ温風の温度を計測し調節します。
・温度計を温風が当たる過熱部分のすぐそばに置きに温度差があまり発生しないようにします。
・基板全体をゆっくり温め、いよいよ局所過熱開始、あまり一点に温風を集中すると温度が上昇しますので、
ヒートガンをじわじわ回し温度調節しつつ温度計と時計を「にらめっこ」で作業をします。
・2分経過後、ヒートガンの温度を下げ、ゆっくり冷やします。
(このヒートガンはワンタッチで60℃固定ができるので便利です。)
・GPUが指で触れるようになったら(数分でOKでした。)、ヒーガンを止め一旦完全冷却しましょう!
※基板を過熱しただけですので、この段階では成功か失敗かはわかりません・・・。(何たるアバウト)
半信半疑のまま、仮組で検証をします。
初回電源ON!
ファンも元気に回転し待つこと 5秒経過(どうかなぁ) 8秒経過(どうかなぁ) 10秒経過(だめかぁ…)
一旦電源を落とし再投入。(youtubeでもそうだったような・・・)
数秒経過(微妙な間合い)、来ましたよ!「HP」の白いロゴです
「お・か・え・り!」
この作業は狐につままれたような「妙な感覚」で癖になりそう?です。
(写真を撮る間もなく作業が終了してしまいました…。済みません。)
簡単に表現すると、「基板にドライヤーあてたら直ちゃったよ???」ということなんですね。
今回は成功ですが、これがどのくらい持続できるかがポイントで、「再発もあり」みたいなので
しばらく動作検証をしつつ先日壊れたデスクトップのボードも修理してみたいと思います。
(実は搭載GPUが同じでした。/ Gforce6150 )
そうそう、HDDのマウンタ/SATA変換コネクタが別途必要な機種なので検索したところ
「ビックリお値打ち価格」の「送料無料」、さらに「New」ときたらもう買うしかありません…。
香港から国際郵便で送られてくるのでじっくり待つことに致しまぁ~す。
ちなみに今回は「 ebay 」を利用しましたよ!
See you Next !
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