シロタンの日々
我が家にもシロタン来たと翁いう丘の上なるお花の家に
ちょっとシロタンと似た猫ちゃんが出没しています。愛猫は寒くて 丘の上の家までは行けないはず。
おりおり
あちこちに地吹雪の立ち雪煙舞い上がる見ゆ山の麓に
吹雪いているかと思えば地吹雪 屋根の雪さえ飛ばして狂う
刺繍は 手を加えると それなりに綺麗になるので ついつい熱中してしまう。吹雪だったり 地吹雪だったりで 外には出れないので 家ごもり。
1993-1994
カタクリの花
緊張をしてるのかと思いきうたた寝しており出番を待つ間
山門の屋根より落ちる雪解けの雫に群がり鳩は水浴ぶ
白梅の花空に咲けり善光寺寂けき杜の朝の陽だまり
佐渡に来て今日こどもらと宿らむは第3分教場と書かれし廃校なり
バス停に待ちいる嫗が母に似て雪降る朝故郷思う
あの人はオアシスなのよと子は言いて父の帰りを待ちあぐねいる
ほとんど死人に近しと子は言いて我の布団を敷いて出でゆく
「そんなこと俺に言うのは10年も早い」と息巻く児童(こ)の微笑まし
つづきます。
今日は初釜 ご馳走を作ります。