山岳会に入っていて 岩登りや山スキーをする先輩に わたしがお供で 山頂まで行かない山登りで良いんですかと聞くと 「山に行って一番楽しいのは 花を見ること 花があれば何処だって良いんだわぁ。」でした。
わたしを置いて どうぞどうぞ山頂まで行って来て!!と言ったのですが 「今回はこれで最高 つぎはテントを持って来たいわ」でした。
好天に恵まれ 三日間良いお天気でした。
ホソバイワベンケイ
以前にメンバーが来た時は この花が咲いている時期で 印象に残ったそうでした。
今回は咲きだしたところで・・・・友だちは首をかしげていましたが・・・・
咲くともっと晴れ晴れしている花なのだと思います。
ハクサンシャジン
山肌がうす水色に染まっています。ハクサンシャジンの花の色
フウロソウ ハクサンフウロと言うのでしょうか
可愛らしく咲いていたので 我家の庭にもヒメフウロがあるから あげるよと約束
トウゲブキ(黄色)
オクキタアザミ(紫)・・・初めトウヒレンとメンバーが教えてくれましたが 調べたら鳥海山の固有種であるオクキタアザミ
ということでした。とても綺麗な花です。
密集して咲いています。こんな花柄の服を着てみたいものです。
クルマユリ(オレンジ色)
下から上って来て 鳥ノ海を反時計回りしてます。
上から何回も見下ろして 溜息。山小屋は下って右側。
雪渓は 緑を引き立たせて とても綺麗。シロタンのよう。
カルデラ湖 鳥海山の7合目です雪渓があれば 山小屋まで 直線コースで道があるのでしょうね。
でも、我々は 遠回りを楽しんで・・・・
いけをぐるっと一周
雪渓を風が吹きあげて 霧が立ち 流れる
ストック いえいえ 老体用の杖をつきながら カメラですから 大変。
メンバーを待たせてしまいます。でも、みんな花好きだから 良いよぉ~
鳥海山 固有種のオクキタアザミ
この辺で カメラのダイヤルがオートになっていないのに気が付いて オートにして
撮りまくりました。同じ景色が沢山あります。
膝くらいの高さのお花畑
同じだよと言われそうですが・・・・
ヘロヘロ・・・歩いて 歩いて・・・
メンバー一人 全く写真を撮らないので どうして撮らないのかと聞いたら
機械はだめと分かったのでと・・・・人間その位思い切りがいいと 生きて生き易いに違いない。
私の山のお師匠さんです。
御浜小屋が 右手に見えて・・・・雪渓は今溶けだしている。
溶けたばかりの岩肌が出ている。
チョウカイアザミ 鳥海山の固有種
殆どチョウカイアザミは ベトベトの蕾が下を向いて咲いているのに
此処は上を向いて咲いていた花。何故かチョウカイアザミこの山の固有種なのに この一枚だけ。
もっと太くてグロテスクな花でした。一目でわかるほど 鬼を付けた方が良い位の・・・
さあ 歩くのは今日は御終い。御浜小屋です。
鳥海山7合目 カルデラ湖の鳥ノ海近くの御浜小屋泊りです。
大変混んでいたので まるっきり出入り口で寝ました。誰かがトイレに幾度 出入りするたび
良く起こされましたが、何時も寝れない時は寝れない人なので 期待しない分良く寝れました。
つづく まだまだ。
シロタンのファンのために
おりおり
鳥海の山のうねりは青草がおおいてうるわし風わたりゆく
鳥海山一番地なる御浜小屋御浜神社と部屋続きなり
山の尾根三部屋ま横に並ぶ小屋五十余人の鼾(いびき)を聞いた
女も男も区別ときになし山小屋の一夜早々に終う
膝痛を忘れて夢中鳥海山 御花畑のハクサンシャジン
鳥海の山のいただき見上げつつ海を見下ろすお花畑で