あちらこちらに 黒土が大胆に 見えて来ました。同じように心の中に閉じ込められていた当たり前の春が
黙々とふくらんできます。白く見えるのは雪です。
まだまだ、雪はたっぷりあります。
音を立てて 水嵩がまし汚れた雪が目だちだしています。
豪雪に押し葉のようになった白菜と小松菜。これが立ち上がって・・・・・・春真っ只中になります。
ちょっと 全国並みの景色に近づき うきうきです。
あとわずかで 仕上がる刺繍ですが・・・・・もうこんなことしてられません。
雪かきてき刺繍 時間を埋めるための雪かきてき刺繍 そうそう。
雪かきしかなかったから、刺繍は面白かったけど。もう もう うきうきの方が楽しい畑おばさん。
おりおり
雪の跡かすかに残る野辺の道星のひとみの花びら愛しき
星のひとみ水ある如く連なりぬ散歩の野の道春の星宿
わらびの枯れ茎ふせる斜面(なだり)に春は勢ふふきのとう群れて