以前茶会でみたオオヤマレンゲとは ちょっと違うので この花を頂いたときは なんと体格の良い!!と思っていたが、園芸種のオオバオオヤマレンゲだという事がわかりました。ウケザキオオヤマレンゲと言う花もあるので それとも似ているなと思いmしたが、この花が咲いている庭は 何しろ庭師の庭なので・・・・・・苗木を買ってきて 5,6年で思いの外大木になったと言っていました。勿論それは プロの手が入っているからですが・・・・・
花が咲いたら その枝を切り落とし、花をふんだんに奥様の茶仲間にあげている・・・・・つまり 幹を太くしているんですね。さっそく 私も夏椿にためしてみます。随分と高い樹になってしまいましたので。
オオヤマレンゲ 別名ミヤマレンゲ 利休に愛された7選花の1つ
純白で ややうつむきかげんに花を開く。清楚で気品にあふれた花姿から 「森の貴婦人」と称される・・・・とのことです。東京に出かけた時に マンションの植え込みの中にこの花を見つけ、暖かい地方の花という認識でした。
利休七選花
千利休が愛したとされる七種の花木。
ハクウンボク(白雲木・エゴノキ科)
ヤマボウシ(山法師・ミズキ科)
ムシカリ(スイカズラ科)
ナツツバキ(夏椿・ツバキ科)
マルバノキ(紅満作・マンサク科)
シロワビスケ(白侘助・ツバキ科)
オオヤマレンゲ(大山蓮華・モクレン科)
一目会いし時より魅せらるる森の貴婦人オオヤマレンゲ一日花なり
花ひらけば甘き香りが放たれぬオオヤマレンゲ惜しまれ終う
純白の花弁の中にくれなゐの蕊くきやかなりオオヤマレンゲ
今年は もう春は終わり。来年はきっと この木は植えたいです。