丸ビルにむかひてあゆむ朝の群衆を見るゆとりあり春日になりぬ

ふかぶかと積もりけむことおもほゆる落葉の上に残りたる雪

春の雨ふりたる庭にあはれなる萱草の芽は萌えいでて居り

福寿草を縁のひかりに置かしめてわが見つるとき心は和ぎぬ

斎藤茂吉歌集 「白桃」 茂吉53歳の頃の歌を鑑賞です。こんな瞬間をとらえて短歌にできたら素敵です。春の気持ちを代弁していただいている感じです。


さて、庭猫にもなれるよう訓練中のシロタン。もっぱら 変な猫と言われていますが・・・・


椅子の後ろ側に飛び乗って おんぶのような恰好をして・・・・・腋の下から するすると爪を立てながら 前に回ってきて 抱っこをします。それも 前おんぶのような恰好をしてからの強引jな抱っこの要求です。食事が済んだ頃合いを 見ていてやります。それ以前だと 大好きな人に拒否されることを学習してます。 


本棚に乗せた 家族の帽子と耳当てを座布団に ソファのうえの窪みが 最近のお気に入り どこだ何処だと探すと ここに居て返事をしません。


私だけでなく 家族をも虜にしだしました。鳴けば何かもらえることを学習中・・・・・いやはや。

今日も雨 吸い取り紙のように雨が雪に沁みて行きます。明日は更に雪が消えてくれることを願います。