遅ればせながらの初釜でした。全員集まれば30人近い社中です。例年 豪雪の中の初釜になることが多く 今年も・・・・でした。
着物を着て 長靴をはいてのお出かけです。
いきなり スナップ写真を任されました。お茶会を味わうには カメラ何てなんですが シブシブ・・・・最低限のスナップでと・・・・・お師匠様のデジカメで・・・・
床
軸 「一無位真人」 鵬雲斎大宗匠
花 花入れ 桔梗口青焼き 梅 松 千両
香合 ぶりぶり香合
濃茶
黄交趾扇面 皆具
嶋台 川崎和楽作
茶入れ 高取 亀井味楽
茶 一保堂 青雲
菓子 花びら餅 三和製
薄茶
? 御所車の素敵な茶碗でしたよ お師匠様の家伝来です
大棗 寒牡丹 鵬雲斎大宗匠 花押
干菓子 松 竹 梅の干菓子
茶碗 数茶碗 七宝宝尽し
お茶名は?
点心
お師匠様お手製 お雑煮 煮しめなどなど
お点前は 台子の点前 扇面の黄交趾 皆具 素敵でした。
基本的には 昨年のお当番が 正客につき 曜日ごとの当番が次々に入り 後は入門順
私は 昨年は当番で 金の茶碗でしたが 今年は銀の嶋台。美味しく頂戴しました。
大雪のため 野沢温泉の方欠席 栄村の方遅刻して参加でした。最高齢87歳 若い方は57歳の社中です。30代の方もいらっしゃたのですが 結婚して3人ほど退会しました。色々な事情で止める方もいる中 続けられる人は 茶の世界に魅了されて楽しんでいる人です。勿論私もその一人。色々あってもきっと やめない集団です。
今日の茶会の感激は
・この豪雪地らしい計らいのお天気に 長靴履いて 着物の上にもんぺをはいて 事無げに
集まる仲間
・軸「一無位真人」いちむいのしんじんの大宗匠の軸を拝見できたこと。師匠の軸に対する思い
を聞けたこと。
・師匠が点てた濃茶を美味しく頂けたこと。お茶好きの仲間に会えたこと。
シロタンの一無位真人ですね。まだ 野良猫で ちょっと人間に近づいてみたところです。人間のお母さんと猫の母さんの言うことに 戸惑いながら 興味深々 一途なこの瞳 新たなことに対する輝き シロタンに 負けないように精進します。今年も・・・・・