



太郎は家猫 木工所の4歳の雄猫
家族と散歩に出かけるときは 「今日は太郎に会えるかね?」と楽しみに行く
いたいた。太郎は枯草の藪藪の中で 見下ろしている。
「太郎!!」と声をかけると 「ガオー」
そして ここが 太郎の凄いところ・・・・・・・「おいで 太郎おいで!!」というと
めんどくせえなあと言う顔で 立ち上がり 大きく背伸びをして
枯草も藪も 気にせず でかすぎる顔で 藪に穴をあけて 降りてくる。
後は何時もの通り顔を寄せ 体を寄せてくるので なでてやる。カメラを構えると カメラに寄って来るので
写真はなかなか撮れない。普通の猫は 人の顔を見ると逃げたり 逃げないような顔をして
それでも 近寄られると するりと逃げるが 太郎は どうも猫ではないようだ。
春の喧騒のまっただ中にいるのか この耳のあたりの傷 毛並 体の大きさ この春も負けていないんだろ
うなと太郎を見て思う。
凄い猫だ太郎は。とにかく態度がでっかく堂々と人間に話をしに来るガオーと・・・・・・・・
今度 でっかい煮干しを持って散歩にいこう。