ハクサンコザクラのブログ
5本のブナの大木で柱を立て 道祖神の社殿が出来ている。

そして高い所に祠があり 其の前に42歳の牡丹会の衆が 居並らんでいる。火付けの燈が襲うたびに 一本締めらしき手拍子と道祖神の歌を歌いながら 火付けの者たちを 囃している。


しこたま酒を飲まされて やっているんだと地元の人は言っていたが あの高さの社殿に 登っているのは 至難の業 落ちない仕組みがしてあるのだろう。


さぞかし 眺めは一生に一度の絶景でしょう。

写真では ちょっと分かりにくいかも知れません。僅かに人が見えます。たって松の小枝を下の人に投げている方も居ました。


小さな祠も見えますね。

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次は 社殿の下 25竜成会の衆です。

デングデンの若者に見えましたが 紐をしっかり掴んで 火付けが来ても 動じない構えでしたよ。怒涛の如く 火付けが来るのですが 二時間の上の攻防を果たしていました。


なにしろ 火をつけた棒の束を次々とかかげて 何人も束になって飛び掛って来る者たちを 防いでいるのです。

ちょっと 今年の者たちは 迫力がありすぎたのでは ありませんか。長い攻防でした。
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こんな大きな火が 怒涛の如く 来るのですが みんな消されます。見物人 いわく 燃えるものが無いんじゃないか。なるほど そのように 見えます。


地元の方が 時間が来れば 柱の所に巻きつけている紐を切って 燃やします。

うーん なるほど。でも、みんな真剣に火を運び 投げつけあい 殴り合い 物凄い勢いです。

ついつい 見物人も その攻防に 自分も入り込んで ギュウギュウ詰めの立見席で ゆれています。


真っ暗 雪野に 真っ赤に燃えた 松明が 降りてくると みな来たぞおと言った喜びの声が起こり

今度は 火が 付くんじゃないかと 大きな期待をします。


時計を見ると もう夜の9時半 

何時ごろつくんですか 10時頃だね


ええ!!8時半から あの人たち戦っているけど!!



明日は 松明を のせますね。とにかく 物凄い松明が最後は押し寄せます。