パキスタン地震募金 -72ページ目

友人Fさんのこと

彼女は私と同じく、パキスタン人と結婚した方で3人の子供がいます。

数年前から、パキスタンのD村に移住しています。


そのD村は、今回被害のひどかったマンセーラから東に数十キロ行ったところ、ものすごく高い山をいくつも超えてやっとたどり着けるような所です。


1年前、主人とその村を訪ねたとき、田舎育ちの主人でもびっくりするくらい、田舎でした。

村のメインストリートは幅たった3メートル位の山道。その両脇に数十軒の店が並んでいます。

店はそこだけ。


その1画に車を止めて、あとは崖をどんどん降りて行きます。

案内して下さる友人Fさんの義弟は、慣れたものでどんどん降りていきますが、私たちは息を切らし、子供を抱きながら、必死について行きます。


数分歩いたところで、懐かしいFさんのお顔が見えました。

その村は全てがその崖にありました。


今回の地震で主人の家族の安否を確認した後、次に彼女の顔が浮かんできました。

日本の報道では全く出てこないけれど、そのあたりはマンセーラと山がつながっています。

あの崖...無事でいるほうが不思議じゃない?


何とか安否を知りたくて色々調べましたが分からない。

ずっと気になっていました。

今朝人づてに無事らしい、と知りました。

本当にほっとしました。


でも、あのすごい山の中、どこに避難するんだろう?

余震も続き、赤ちゃんもいてどんな生活をしているんだろう?

山の下まで降りてこられたんだろうか?


新たな心配の始まりです。


彼女のような被災者がきっと大勢いるのでしょう。

直接彼女に支援ができなくても、似たような状況の方を少しでも多く助けたいと思いました。