パキスタン地震募金 -23ページ目

大使館の物資 ・その2

今主人が大使館に確認した内容です。


大使館には結構大きな地下倉庫があり、思っていたより物資は届いているようです。物資の量もお聞きしましたが、担当の方とはお話しできなかったので、もっと具体的になってから公表します。


また、先ほど私が日本郵船経由で現地に援助物資を運ぶ活動をされているJPFさん(ジャパンプラットフォーム)にお電話したところ、非常に丁寧にお答えくださいました。

JPFさんの輸送方法は以下の通りです。(以下敬称略)


例えば企業などから物資援助の申し出があった場合、具体的な物資の種類と量をまずJPFが確認します。

その後、その物資を受け入れる団体などをパキスタン国内で探します。(主に日本の団体のようです)

受け入れ先が確実になったところで、日本郵船のいつの船に乗せるかを手配します。

この日本の物資提供先と現地の受け入れ先のマッチング(コーディネイト)をするのがJPFのお仕事で、倉庫などを独自に持っているわけではないとのことです。


具体的な物資の流れとお金の負担などは以下の通りです。


物資のある倉庫からコンテナのある港までは、物資を提供する側(仮にAとします)が運ぶ。輸送費用もAが負担する。


港での輸出用のパック作業、コンテナ積み作業、船積み作業は日本郵船の負担。その費用は日本郵船負担。


パキスタンのカラチ港についてから、現地に運ぶ作業は現地の受け入れ先団体が行い、費用も負担する。


また注意事項として、日本郵船の手間などを考えて、最低限20フィートコンテナ1つ分の物資にまとめてほしい、とのことでした。

受け入れ先はJPFとしてはパキスタン政府でも一般の団体でも構わないとのこと。

政府にするならば、探す手間が省けるし大使館自らが連絡できるだろうから手っ取り早いのでは、ということでした。


Aが私達になるわけですが、詳細をまだきちんと調べていないのですが、一応コンテナ輸出を仕事にしている主人によると、大使館から港までを運送会社に頼んだ場合の輸送費は、大使館前に入れるサイズのトラックで1台あたり5万前後ではないか、10万もするような値段ではないと思うけど、とのこと。2台利用で10万前後かな、ということです。

もちろん実際にはきちんと調べなければいけませんが。


現実的に考えた場合、今大使館にある量が思ったより多いので、物資の中身が毛布など本当に使えるものなのかを確認してその量がコンテナ1つ分になるなら考えられる選択肢だと思います。

主人が東京に行って確認してこようか、と今の所言っています。


もうひとつ私だけが心配していることですが、受けいれ先がやはり大使館側としては政府にしたいだろうということ。

政府不信も聞かれる中、主人は政府も初動支援は失敗したけれど、今の時点ではそれなりにがんばっているようだし、トップではないが軍の知り合いもいるから、ちゃんと届けたか聞くことぐらいはできるかもと言っています。

きちんと物資を現地に届けたい、という主旨に賛同していただいたこの募金を、例え一部ではあるといえ政府に渡すということで、支援者の皆様にご賛同いただけるのかどうか、非常に悩みます。


この輸送方法で送った場合非常にコストが安くすみます。先日の記事で重量によるコスト計算をしましたが、実際は容量計算になるようなので毛布の量が全く間違っていました、すみません。20フィートコンテナ(おおよそ、ですが天井の高い8畳の部屋くらいを想像してもらえばいいでしょうか)に何枚の毛布が入るのか。

非常におおまかな計算なのですが、仮に300枚入ったとし、私達の負担額が10万円だとすると、1枚当たりは333円。今イスラマバードでは毛布が3000円に高沸しているという報告もありますので、これが本当の値段ならばコスト的には10分の1程度になり、送る価値はありそうです。恐らくもっと入ると思うのですが。

元々私達の元に届いた物資ではないですし、倉庫で無駄になる、あるいは非常に遅く現地に着くよりはコストが安くすむのなら送るのもひとつの方法か、とも思いますし。


結論を出すのは非常に難しいです。


追記;JPFさんは非常に丁寧親切な対応でした。まだ具体的になっていないこの話しなのに、実現可能かどうかに関わらず、メールにて随時ご連絡くださいと言われ、個人的なこの活動を真剣にとらえてくださっているように思いました。