長かった夏休みが終わって、さあ新学期という朝に「学校行きたくない」とぽつりと言われる。

 

毎年この時期に増える悩みで、今まさにこの状況で検索してここにたどり着いたママさんも多いんじゃないかなと思います。今日は正直にお伝えしますね。



まず最初に言いたいのが、夏休み明けに「学校行きたくない」と言う子は本当にたくさんいるということです。



珍しいことでも、弱いことでも、育て方の問題でもありません。



40日近く自由に過ごした後に、時間割と宿題と人間関係と先生が一気に戻ってくるわけで、それを憂鬱に感じない子どものほうが少ないくらいかもしれない。



お子さんが「行きたくない」と言っているからといって、自分を責めなくていいです。




ただ「どのくらい深刻なのか」を見極めることは大事で。



夏休み明けの憂鬱は大きく分けてふたつあると思っていて、ひとつは「夏休みが終わってしまった寂しさ」からくる一時的な憂鬱、もうひとつは「学校に行くこと自体に何か具体的な不安や恐怖がある」という深刻なものです。



前者なら数日で落ち着くことがほとんどですが、後者は放置すると長引くことがあるので、見極めが大事になってきます。




見極めのポイントとしてわたしが意識しているのが、身体症状が出ているかどうかです。



お腹が痛い、頭が痛い、気持ち悪い、眠れない。こういった身体症状が毎朝続いているなら、心の負担が体に出てきているサインである可能性があります。



「仮病じゃないか」と思いたくなる気持ちはわかるんですが、ストレスで本当に体の調子が悪くなることは子どもでも起きるので、身体症状は無視しないほうがいいです。



まず子どもが「行きたくない」と言ってきたときの声かけについてですが、いちばん大事なのは最初の反応です。



「そんなこと言わないの」「みんな同じだよ」「行けば楽しいって」という言葉は、子どもの気持ちをなかったことにしてしまうので逆効果です。



まず「そっか、行きたくないんだね」とひとこと受け取るだけでいい。それだけで子どもの緊張がほぐれて、次の言葉が出てきやすくなります。



その後「何が嫌なの?」と少し踏み込んで聞いてみてください。



理由がわかれば一緒に対処できるし、「なんとなく嫌」という漠然とした不安なら、話を聞いてもらうだけで少し楽になることもあります。



休ませるかどうかの判断については正直なところ、絶対的な正解はないと思っています。



ただわたしが心がけていることとして、「今日だけは休んでいい」と言える親でいたいということがあります。



無理に行かせて余計に傷ついてしまうより、一日ゆっくり休んで気持ちを整えてから行くほうがいい場合もある。



休むことへの罪悪感を必要以上に植えつけないことも大事だと思っています。




ただ休む場合は「なぜ休むのか」「いつ行くのか」を子どもと一緒に確認しておくことが大事です。



なんとなく休んでなんとなく過ごすと、翌日さらに行きにくくなることがあるので。「今日はゆっくり休んで、明日行こうね」という見通しを一緒に持っておくほうがいいと思っています。



それから夏休み明けは担任の先生に状況を伝えておくことも大事です。



「夏休み明けから学校行きたくないと言っていて、様子を見ています」と伝えておくだけで、先生が教室で少し気にかけてくれるようになります。



それだけで子どもの学校での居心地が変わることがあります。



夏休み明けの「行きたくない」が長引いているなら、スクールカウンセラーへの相談も選択肢のひとつです。



先生に言いにくいことでも、カウンセラーには話しやすいということもあるし、専門的なアドバイスをもらえることもあります。



学校に相談することへの敷居を高く感じなくていいと思っています。



とにかく「学校行きたくない」と言えているうちは大丈夫です。



言えているということは、まだ親に話してくれているということだから。



その言葉をちゃんと受け取って、隣にいてあげることが、今いちばん大事なことだと思っています!
 


同じような状況で悩んでいるママさんに届いてほしいです!最後まで読んでくれてありがとうございました!