小学生の「家庭学習やるやる詐欺問題」とは、スマイルゼミやチャレンジタッチをやるやる、といいながら全然しないことです。

「あとでやる」「わかってる」「今やろうと思ってたのに」……子どもの口から出てくるこのフレーズたち、もう耳にタコができるほど聞いてきました笑。

うちの場合を正直に言うと、スマイルゼミを始めてしばらく経ったころに見事にやるやる詐欺期が到来しました。

最初の1か月はあんなに自分からやっていたのに、気づいたら「あとで」「今日はいいや」が続くように。声をかけるたびに「わかってる!」と言うのに全然やらない。

「わかってるならやれ!」と言いたくなる気持ちを毎日抑えていました笑。

このやるやる詐欺、なぜ起きるかを少し考えてみると、いくつかのパターンがあります。

ひとつは「本当にあとでやるつもりがある」パターン。子ども的には嘘をついているわけじゃなくて、本当にそのうちやろうと思っている。でもそのうちが来ないまま夜になってしまう笑。

大人だってやろうやろうと思いながら先延ばしにすることって山ほどありますよね。

子どもに限った話じゃないというか、これはもう人間の本能みたいなものだと思っています。

もうひとつは「言えばその場をしのげる」と学習しているパターン。

「あとでやる」と言うと親が一旦引き下がることを経験で知っているんですよね。

つまりやるやる詐欺が機能してしまっている状態笑。このパターンはなかなか手強くて、「あとで」と言っても親が引き下がらないと学習し直す必要があります。

それから「やること自体への抵抗感が出てきている」パターンもあります。最初の新鮮さが薄れて、なんとなく気が乗らない状態。

この場合はやるやる詐欺の問題というより、モチベーションそのものが落ちてきているサインなので、声かけの仕方を変えるだけでは解決しないこともあります。

では実際どう向き合うかという話をしますね。

まずわたしがやめたのが「あとでっていつ?」という問い詰め方です笑。

これ、やりがちなんですが逆効果で。問い詰められると子どもは防衛的になって、余計にやらなくなる。

責める入り口から入ると解決が遠のくというのを何度も経験して、ようやく学びました笑。

代わりにやるようにしたのが、「いつやるか一緒に決める」という方法です。



「あとでやる」と言ってきたら「じゃあ何時にやる?」と具体的な時間を本人に決めさせる。

自分で決めた時間なら守りやすいし、守れなかったときも「自分で決めたよね」という事実がある。

親が一方的に決めたルールより、本人が決めたルールのほうが圧倒的に機能しやすいです。

それと、やるやる詐欺が続く時期に親として一番大事だと思っているのが、感情的にならないことです。

毎日毎日「またやってない!」とイライラしていた時期があったんですが、こちらが感情的になればなるほど子どもは頑なになっていくんですよね。

「あ、またか」くらいの温度感で淡々と対応するほうが、不思議と子どもの反応が柔らかくなります。

親が怒らなくなると、子どもも身構えなくなる。そのほうがスムーズに動いてくれることが多かったです。

あとこれは少し視点を変えた話なのですが、やるやる詐欺がひどい時期って、何かサインが隠れていることがあります。

学校で疲れている、友達関係でモヤモヤしている、内容が難しくなってきて躓いている。

そういう場合は声かけの仕方を変えても根本解決にならないので、「最近どう?なんか嫌なことある?」という入り口から話を聞いてあげることも大事です。

やるやる詐欺の裏側を覗いてみるというか。

やるやる詐欺は子どもの怠慢じゃなくて、人間として自然な先延ばし本能の表れだと思っています。

怒り続けるより、仕組みで解決する。これがやるやる詐欺への一番の処方箋かなと思っています。

同じように悩んでいるママさんの参考になれば嬉しいです。最後まで読んでくれてありがとうございました!