少し忙しかっただけで、
大変働いたような疲労感と満足感


夜になって、あー今日もやるべきことがあって良かったって安心する


休みたいのに休むのが怖い。
あとでツケが回ってくるような気がするから。






今、水田伸生監督のワークショップに、お手伝いとして参加しています。
(テレビドラマmother、woman、anoneなどの監督)

参加者の方の演技、監督の言葉
一語一句聞き逃したくない。

とても幸運な機会を頂けて嬉しいです。


水田監督が伝えたいこと。
“準備をすること”
“自分勝手なお芝居をしない”
“全て相手のために”


水田監督の言葉はとてつもない説得力がある。
その監督が役者の演技に”説得力がないだろ”と仰るから、本当にその通りすぎて言葉も出ないし、強い視線に堪えきれず目をそらして、反省しながら言葉をノートに書いてその言葉を噛み締める。



そして、自分なりに準備してきたと思っていても実は求められていることの1%にも満たず、求められていることを越えようと思ったら、塵みたいな準備しか出来ていなかったのだなと実感する。


私は今回演技をしていないし、見てもらってもないけど、目の前で演技をしている人たちが自分と被りすぎて監督の言葉はまさに私が言われるべき言葉だった。





“有名になる?
これで?(この演技で?)
お金を稼ぎたい?
そんな価値ないよ”



自分がなぜこの状況いるのかがよく分かった。




監督は私たちに問いかける。

俳優はそんな甘いものじゃないよ。
楽しい気持ちではだめだ。
自分のための、自分の優越感のための
達成感のための演技ではだめだ。


覚悟はあるか?



何人かの生徒はこう言われた。


本当にこの道でやっていくのか考え直した方がいいよ。





私も自分に問いかけた。

夢が現実になるように努力して。
本当に現実になったとき。
たぶん、夢見ていた頃のキラキラした現実はなくて、目の前にあるのは、大きなプレッシャーと、やらなければならない宿題。
その現実に耐えられるのか??


寝たと思ったら夢を見る暇もなく朝を迎えて、休む間もなく頭と体を働かせて、今日やったことは反省しかなく、明日やることは不安だらけ。
求められるのは完璧。



きっとそんな毎日になる。





私にできる??




って今日一日ずっと考えてた。




そしてそれでもやっぱり進みたいと強く思う。