3月のリサイタルの予定が9月に延期になり、

そのあと日を改めて客を分散させるためなのか二部制になるということで改めてチケットを取った。

 

発売と同時に予約はできたんだけれど、最前列は瞬殺だったのかな

この席かぁ、はぁーってため息ついてる間にいい席からどんどん売れていく。

 

 

そう、反田恭平くんのチケットは争奪戦なのです。

 

 

前回女性客が9割を占めていたけれど、

今回は7:3くらいかな。

個人的には客層は偏らない方がいいような気はする。

 

でも反田くんの集客力はすごいよね❣️

 

コロナ禍でイベントやコンサートの中止や延期が続く中、

 

やっと開催されたリサイタル。

 

お帰りなさーい♡♡♡

 

 

 

私は昼間のAプログラムへ

(夜の部も行きたかったよー)

 

 

 

 

 

 

 

 

一曲目はショパンのノクターンOp.9-1

 

一曲目って大事だよね。

ダンスでも最初の一歩で客の心を惹きつけるようにと指導されるくらいだし、

最初は特に重要。

 

 

私は音を集中して聴く時は色彩や映像が見える(心の目で)という特殊な個性がある。

単にBGMとして流し聴きなら何も見えない。

 

まず最初の一曲目は綺麗なグリーンだった。

澄んだイメージ。

 

 

あれ?

なんかピアノが少し変わった❓

 

 

続いてop.9-2

 

この曲を聴くと浅田真央ちゃんを思い出して泣ける。

これは彼女の曲のイメージになっちゃったからラベンダー色。

 

次も同じショパンでスケルツォ第2番

 

これはゴールドのイメージ。

 

ゴールドの粉が雪のように舞い落ちる。

 

キラキラした音の粒とゴールドが調和している。

 

なんて美しい響きなんだろう。

 

色彩豊かに多彩な音。

 

こんなスケルツォはもしかしたら初めてかもしれない。

 

 

グリーグのトロルドハウゲンの婚礼の日だけは別の映像が見えた。

 

最初はブラウン。

そこから土の色に変わり畑ができて澄んだ青い空が見えた。

人はいないけどそこに自分がいる感覚。

作物や花が咲いて実って季節が変わってを繰り返す。

 

この曲は聴いたことがある程度で予備知識が何もない。

 

だからノクターンのように思考に左右されず自分の感性だけでいろいろ見えたのかもね。

 

 

最後に居酒屋キター٩(๑>∀<๑)و♡

 

とても楽しい上品な居酒屋でございました。

 

 

 

 

 

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それにしても

やっぱり反田くんのピアノは前と違う。

 

聴いてて途中で感じた私の勝手な解釈は、

女性性が増して慈愛のピアノという要素が増えた感じ。

 

 

 

俺様の音楽を聴け!

はいっ! 聴きます!

 

俺についてこい!

はいっ! ついていきます!

 

という説得力。

 

私は俺様演奏家は嫌いじゃない

むしろいいと思う。

 

彼の音楽的世界観が素晴らしいとみんな知ってるからこそ聴きたいって思うでしょ。

 

元々の反田節の付け入る隙を与えないテクニックに包み込む優しさがいい塩梅で調和していた。

 

スケルツォの雄みが発酵されて角も取れてマイルドになった、みたいな。

 

なんだか新しい扉を開いてステージが一つ上がったようなそんな印象を受けたリサイタルでした。

 

 

と思ったら

アンコールで英雄ポロネーズ。

普通アンコールじゃなくメインで弾くような曲なのではないの?

 

すごいサービスにお客さんも喜んでいる。

 

で、見ちゃったもんね。

拍手の中の反田くんの一瞬のドヤ顔を。

多分向きで見えた人は一部だけ。

 

俺様健在だったわ。よかった😆

 

夜の部のアンコールはもっと凄かったみたい。

いいないいな♪