前回の記事で、すこしそのことを言ったのだけど

 

 

 

 

母親のコンプレックスにふれるっていうのは

子どもとしてはしんどいことだよなと思うのです。

 

 

 

大人になったら、親のことをひとりの人間として見るようになるけど

それでもやっぱり、親のコンプレックスを知ってしまうのは複雑な気持ちになる。

親のことが好きだったらなおさらだよね。

 

 

 

うちの場合、

たぶん「容姿」は母にとってコンプレックスだったと思う。

本人がどの程度意識していたかはわからないけど

 

 

 

「美人はいいわよね」

「この人目が大きいわね」

 

 

 

という母の言葉を私はこれまで何度聞いたことか爆笑

 

 

 

子どもの時から聞いていたのだろうけど

意識するようになったのはわりと大人になってからです。

聞くたびにイラっとしたよ。

 

 

 

そして2年前、

うちの母さんブサイクやん!

と気づいたときに、即母に伝えたことがある。

 

 

 

自分を卑下するようなことは言うなと。

 

 

 

具体的にどう言ったのかは忘れたけど

 

 

 

・「美人はいいわよね」とか「目が大きいほうがいい」とかよく言ってるよね

・自分の容姿について努力もせずにあきらめんな

・私はお母さんに「かわいい」ってほめられたことない

 

 

 

とか。伝えた。

 

 

 

気がする。

 

 

 

それにたいして母は困ったようになにか返答してたけど

 そんなのはどうでもよくて

 

 

 

私が

 

 

 

なぜ母がそのような発言をしていたか

 

 

 

理解して納得できればよいのです。

 

 

 

母さんが自分のことをブサイクだと思っていて

だから娘のこともブサイクだと思っていて(無意識でも)

その娘も自分のことをブサイクだと思うようになって

 

 

 

それが客観的事実ではなかったとしても

本人たちにはそうだった

というのがわかればそれでよいのです。

 

 

 

そしてそれを、母さんにあえてわからせる必要もなくて

娘の私の腑に落ちればいい話なのです。

 

 

 

そりゃ私が自分のことブサイクだと思うのも納得だよね!爆笑

 

 

 

悩みは、根本を理解できるとほぼなくなります。

少なくとも薄まる。

気にならなくなる。

解決に向けての対策がとれるようになる。

 

 

 

そして、母が自分のことをそう思うようになった背景もきっとあって

それが何なのかわからなくてもよくて

そういう「何か」があったのだなとわかればいい。

 

 

 

時代なのか家庭環境なのか。

 

 

 

本人を問い詰める必要もなくて、

同情だっていらない。

そっとその「何か」を想像すればいい。

 

 

 

仕方なかった

 

 

 

を納得させるためだからね。

 

 

 

母がそうなった背景を知ることは

いまのあなた自身を知り、理解することに必ずつながる。

 

 

 

納得できたら

落ち着いた気持ちで具体的な行動がとれる

そこが一番大事なんだよね。