”入札球団”ダルビッシュはどこに行くのか。決め手は・・・
ダルビッシュ獲得へ向けた水面下の動きは週末にかけても過熱する一方だ。
名前があがる球団だけでも、
レンジャーズ、ヤンキース、フィリーズ、オリオールズ、ブルージェイズ、カブス、エンゼルス、レッドソックス、カージナルス、ジャイアンツ、ツインズ、ナショナルズ、マーリンズ
と「13球団」にも上る。
これは当時の松坂に対する興味もはるかに上回る球団数だ。
他のFA選手との兼ね合い、投資できる額、契約年数と年俸、未来への球団のビジョン。
そして何よりも、オーナーがダルにどれだけほれ込み、世界一への投資と位置付けているかが
カギを握ると考える。
ポスティングは最高入札額を出した球団が「30日間の交渉権」を手にできる制度だ。
レッドソックスのJ・ヘンリーオーナーがはじき出した額は、5111万ドルだが、1セントまで「1」を並べた。
それは、松坂がどうしても欲しいという「熱意」の現れだった。
ダルがどこに行くのか。
最後の決め手は、チームを世界一に導きたいという球団の実権を握るオーナーの熱意が大きく左右する
と、私は考えている。
入札の締切は、アメリカ東部時間14日午後5時(日本時間15日午前7時)である。