”名将、フィールドから去る”ラルーサ監督、引退。。
日本では絶対ありえないだろう。
弁護士資格を持つ監督というのは・・・。
今季、カージナルスを率い、ワールドシリーズ優勝に導いたトニー・ラルーサが引退を表明した。
ワールドシリーズ制覇はアリーグのアスレチックスで1度、ナリーグのカージナルスで2度制覇し、
史上2人目となる両リーグで優勝した監督となった。
開かれた監督室の扉、球場に姿を現すのも早い。全身全霊を野球に傾けた33年間だった。
何度か話を聞いたが印象に残ったのはこの言葉。
「選手を生かすも、殺すも監督次第。責任は私がとる。だから選手には何の心配もせずにグラウンドで
全力を出してほしいんだ」
ビジネス社会にも通じる言葉である。
フィールドで重ねた戦績は、メジャー歴代3位となる通算2728勝2365敗。
間違いなく不世出の名将である。