”世界戦略”AKB48の可能性。
NHKの「追跡AtoZ」を見た。
今回は、秋元康氏のプロデュースする「AKB48」の世界戦略に
関する内容だった。
秋元氏は、80年代を席巻した「おにゃん子クラブ」の生みの親。
肩書きは作詞家であり、個・美空ひばりの「川の流れのように」など
ヒット曲は数えきれない。
その彼が送り出した秋葉原発の「AKB48」。身近なアイドルをコンセプトに
ライブを軸に、テレビ、デジタルコンテンツを派生させ、一躍アイドルの座に
上り詰めたわけだ。
そのAKB48のビジネスをフィーマット化して、全世界に売りだしていく。
これが秋元氏の戦略だという。
これまで、「料理の鉄人」や「たけし城」など、フォーマット化が世界的に成功してきた。
アニメなどは言うに及ばず、日本が世界に誇るコンテンツ。
今度はアイドルの番だ。
確かに、ニューヨークの本屋では「MANGA」コーナーが設けられているし、
フィギュアショップも、かなりのマニアに人気だ。
ネットでCDを購入したり、最新情報も入手可能。
私の友人などは、K-1にはまり、「もっと日本の格闘技を輸出して欲しい」
と話す。
アメリカのアイドルは手の届かない存在として、イメージ作りをする傾向がある。
AKB48のように、”身近な”という位置づけには、ファンとしては新鮮さを抱く
かもしれない。
秋葉原から世界へ。
日本のアイドル・コンテンツが輸出され、成功する姿を見てみたい気がする。