お約束通り、あの話題です。 | 古内義明オフィシャルブログ「メジャー地獄耳」Powered by Ameba

お約束通り、あの話題です。

野球殿堂入りの式典がNY州クーパーズタウンであった。


今年はリッキー・ヘンダーソンとジム・ライス、そしてジョー・ゴードンの3人が選出され、偉大な選手の仲間入りを果たした。


白いスーツ姿のヘンダーソン。言わずと知れた世界の盗塁王だ。


80・90年代はそのアグレッシブなプレースタイルで、ファンを沸かせた。


高校時代、フットボールで活躍し、多くの大学から奨学金の話が来たが、母親の薦めがあって、野球の道へ。

この選択が大きかったと、スピーチで話していた。


25年間の現役で、9球団に在籍。最も有名なのが、アスレチックスでの活躍だろう。荒くれ者の集団を引っ張るように、2塁ベースを盗む姿はいまだに鮮烈な印象がある。


一方のライスは、通算打率.298、382本塁打、1451打点。輝かしい活躍の中で、3年連続で35本塁打以上、200安打以上を打ったのは、史上彼だけだ。


最後は、30年前に63歳で亡くなった別名「フラッシュ」・ゴードン。

1942年にはあの最後の4割打者T・ウィリアムズを破ってMVPを獲得。現役11年でオールsター9回と、

短いキャリアを全力で駆け抜けた男だった。


父の代わりにスピーチした娘のジュディ。


「クーパーズタウンンと殿堂で、父は最後の安息の地をようやくてにできたわ」


涙を浮かべて話した。