春季高校野球東京大会
世間はゴールデンウィークの真っ只中。天気も最高で、予定通り、駒沢公園野球場に、春季東京大会の決勝戦、帝京対日大三高戦を見に行った。
正午開始だったが、入場券売り場は1時間前から長蛇の列。試合開始前にはすでに立見がでるほどの盛況ぶり。もう少し大きい球場で開催したほうがいいのでは?と思うほどだった。
試合前のシートノックに始まり、1点を取りにいく攻撃、部員の応援など、「これぞ、高校野球」という気がした。
気になったのは、外野手の守備位置だった。金属バットで長打を警戒するのは分かるが、それでも定位置からかなり下がった場所で、クリーンアップともなるとフェンスの前で構えていた。打球は前に落ちて、大怪我はしないが、後方の打球を追ったり、カバーし合う外野手本来の技術向上という点では、マイナスのような気がした。また、結果を気にするばかり、内野手が捕球できなかった後にする悪送球も目に付いた。
それにしても、高校野球熱は冷めていない。学校関係者というよりも、高校野球そのものを楽しむファンという層が確実に存在する。アメリカで言うならば、カレッジスポーツを楽しむファンに似ている。高校野球はそのもの自体が「文化」になっていると感じた。
試合開始30分前には既に立ち見の
張り紙が