役所広司さん主演の『パーフェクトデイズ』

東京の公衆トイレ清掃員として働く男性の日常を描いた作品です。

毎日ルーティンを守り、ボロアパートで淡々とひとり暮らしていますが、
本人としてはその中にいくつもの喜びを見つけているのがよくわかります。
本を読んだり、外の風景を写真に撮ったり、行きつけの居酒屋で他の人と穏やかに交流したり。

でも、現実社会でこんな出来た人って居るだろうか?

似たような人は居ますが、「私は幸せに暮らしてます」アピールしている時点で胡散臭い。

役所さんの役は、違っていました。誰に承認してもらうでもなく、完全に自己満足の世界でした。
でも、幸せを見つけるのが上手な人は、いい人生を送ることができる ってことだと思います。

あと、東京都内の公衆トイレが数々出ていましたが、あの透明トイレには入ってみたいような、みたくないような。
“途中”、故障で透明に戻るなんてことは、無いですよね?