手持ちの ThinkPad X1 Carbon (20A7) へ Windows 10 Professional をクリーンインストールして約1か月が経ちました。
特に問題もなく使用できていますので簡単にまとめをしようと思います。
参考になるかたはチャレンジしてみてください。
クリーンインストールではありますが、元々が Windows 7 Professional SP1 インストールモデルですので合法です(笑)。


【インストール手順】

1.インストールイメージの作成
1-1.マイクロソフトのサイトからメディア作成ツールをダウンロード
http://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10
- 32bit: MediaCreationTool.exe
- 64bit: MediaCreationTool64.exe
1-2.空のUSBメモリーをセットしメディア作成ツールを実行
- エディションの選択 Home .or. Professional
※HomeへはHomeをProfessionalへはProfessionalをインストールする
※ほかの組み合わせは選択できない

2.Windows 10のプロダクトキーを調べる準備
フリーウエアのWindows Product Key Viewerをダウンロードしておく

3.必要なデータのバックアップ
マイドキュメント、お気に入り、メールなどの必要なデータをそれぞれの形式でバックアップ

4.アップグレードインストール
4-1.USBメモリー(1-2.で作成したインストールイメージ)を装着しPCの電源を入れる
4-2.初期画面でEnterキーを押し起動デバイス一覧からUSBメモリーを選択
4-3.当該ドライブはフォーマットせずに画面の指示に従いインストールを終了させる

5.Windows 10のプロダクトキーを調べる
5-1.Windows Product Key Viewerを実行
5-2.画面に表示されるプロダクトキーを控える

6.クリーンインストール
6-1.USBメモリー(1-2.で作成したインストールイメージ)を装着しPCの電源を入れる
6-2.初期画面でEnterキーを押し起動デバイス一覧からUSBメモリーを選択
6-3.当該ドライブをフォーマットして画面の指示に従いインストールを終了させる
※途中プロダクトキーの入力では5-2.のプロダクトキーを入力する

7.ドライバーと関連ソフトウエアをインストール

以上がクリーンインストール完了までの手順です。
このあと使用するアプリケーションのインストールとバックアップデータの復元を行ないます。
※この部分の詳細は割愛します。

参考までに自分が使用している ThinkPad X1 Carbon 20A7 の場合の補足を記します。
Windows 10 をクリーンインストールするとデバイスマネージャーの「ほかのデバイス」に黄色い三角が付いた状態の不明なデバイス(ハードウェア ID は ACPI/INT33A0)が表示されます。
Windows 10 は Intel Smart Connect Technology に対応していませんから、Windows 10 をクリーン・インストールしたあと、Windows 7 (32bit) または Windows 8.1 (64bit) 用 Intel Smart Connect Technology ソフトウェアおよびドライバーを Lenovo のサポート Web サイト からダウンロードインストールします。


【画面イメージ】

スタートメニュー
Fig-1

システムアップデート
※ウェブサイトのほうに新しいドライバーが掲載されているものがありました
Fig-2

Intel Smart Connect Technology ソフトウェア
Fig-3

Windows 10 設定メニュー
Fig-4

Windows 10 指紋認証の設定
※4桁のPINコードを登録してから使用します
Fig-5

Windows Edge の画面
※お気に入りのインポートではピリオドがあると以降の文字列を無視します
Fig-6