Aut viam inveniam aut faciam. -3ページ目

「小さな枠にいられなくなったら違う枠に行けばいい、そこにもいられなくなったらまた別のどこかに行けばいい、そんな小さな世界にいる必要はないんだよ」

死んだ父が当時中学生だった僕に対して言った言葉だ。

物心つくころにはすでに別居していて
あまり父親らしいことを言われたことはないが、これだけは鮮明に覚えている。


今まで生きてきて沢山の人と出会った。
今でも付き合いがある人もいれば
もう全く縁がない人もいる。

その人たちの大半を敵にしてしまうとしたら、この先どうなるのだろうか。
もしかしたらほとんど敵になってしまうかもしれない。

そんな生き方を推奨する人はあまりいないだろう。
この世界は普通に満ちて、普通に依存しているのだから。

学校へ行って
就職をして
結婚して
家族と暮らす


ありきたりだけど、
こういうのは「幸せ」になるんだろうな、と僕は思う。
波風立たない人生の方がいいに決まってる。

でも、波風立てまくり、な人生はどうだろう

「自分で考え、行動する」
これをしていると、ときに

仲よかった人たちには愛想をつかされ
好きでもない人たちにも軽蔑される。


みんな普通が好きで、普通にすがっている。

普通が嫌いなわけじゃない
でも「この人たちは思考が停止しているのだろうか」と思ってしまう

みんなしているから
それが決まりだから
なんでしないの?
それはだめ


「真っ直ぐ進めないのか」
そう言われている気分になる
もしかしたら自分が過剰に見て感じているだけかもしれない

溝が深まっていく。

でも僕が僕であるために
信念を曲げてはいけないって、

そうやって
一人また一人と敵を作ってしまう。
生きにくいなと思う。

でも、普通の渦の仲で、みんな仲良くぐるぐる回っているのを見ていると吐き気がしてくるから

今は一人でもいいんだ、って自分に言い聞かせる。
ここがダメなら次のとこで、それもダメなら…

着地点が見当たらないまま
僕もぐるぐる回ってる。