タロットって何? その12
少し間が開いてしまいましたが、
今回は、タロットで知る
自分では気づけなった第3の視点に
ついてお話します。
集合的無意識とは?
第3の視点とは、集合的無意識のことを指します。
顕在意識は私の中の、氷山でいう一番上の出ている部分。
潜在意識は私の中の、氷山の海の中に埋もれている大部分。
集合的無意識とは、
私を取り巻く環境だったり、相手がいる場合は
、私と相手の間に生まれる共通の意識。
ちょっと難しいですよね。
例えば、
学生の時のクラスの雰囲気だったり、
私と恋人、2人が生み出している空気感だったりでしょうか。
実はその集合的無意識が、気づかないうちに
良くも悪くも深い影響を与えているのです。
意外な声
自分の気持ちでもなく、
相手の気持ちでもない、
『グループが共有している声』
相手の気持ちも意外なものかもしれないけれど、
集合的無意識は、自分の思いとは全く違った声だったりします。
例えば、過去の私の実例。
大アルカナ22枚からカードを引きました。
私の旦那さんに対する思いのカードは【死神R】
「この状態何とかして!
私、どうしていいか分からん~」
旦那さんが私に対する思いのカード【運命の輪R】
「タイミング来ず。
自分だって、どうしていいのか分かってないんだ」
でも、
2人の集合的無意識の声のカードは【力】
精神力を発揮して、もっと
『お互いに自分を相手を信じなさい』でした。
「え~~??そうなの?何か大丈夫っぽい?」
意外な発見でした!
自分の中や、自分の想像をはるかに越えた第3の視点から見る 思ってもみなかった感覚に気づきました。
違う視点を知ることで
私の場合、
無意識のうちに旦那さんを何とかして変えなきゃ、どうやって変えたらいい?
という”相手をコントロールしようとする意識”が働いていました。
いつまでも解決しない事にもやもやグルグル。
相手を変えることなんて出来ることないのに。
でも集合的無意識の声は、
私たちよりも一段高い視点で見て伝えてくれていたんですよね。
そうなると今度は、2人を
どんな関係性に、
どんな雰囲気にしていけばいい?
って考えられるのです。
自分の想いだけではどうしようもならなかったことを、違う視点を取り入れる事で
今度は 未来を思い描いて創っていくことが出来るのですね。