隆「悔しい。








日「 …………は?」





隆「悔しいんだよ





日「いや、なんの話だよ」






相変わらず誘いがしつこい西島が面倒くさくなり
深夜だけどしょうがなしに飲みに来ていた






隆「イイ人なんだよ」





日「は?俺?」






隆「 なわけねぇだろ(キッパリ)


     …………佐田さんだよ」





日「……キッパリ……

       ああ、宇野が付き合ってる…」




隆「元ね、元





日「…はいはい…宇野の彼ね…

       めんどくせぇ…(ボソッ





隆「あ"?」





日「イヤ…ナンデモナイデス……


     んで、佐田さんがなんて?」





隆「イイ人だったんだよ」





日「どんな風に?」





隆「彼女いるのに女遊び激しい所とか
       その他もろもろとか……
      気に入らないところはたくさんあるけど…」






日「その他もろもろって(笑)」






隆「その他もろもろは、その他もろもろだわ
      (日高にあのことは言えない……)






日「はいはい、続けて」





隆「…気に入らないところたくさんあるけど、


     ……嘘はつかない素直な人で、
    すげぇ仕事に対して夢持ってるし真面目で…
    対抗心バリバリはってた俺にも
   すげぇ神対応で返してきて……… 」





日「…………」





隆「宇野ちゃんが惚れた意味も
      わからなくはなかった」




日「上からだな(笑)」




隆「だって、そうでしょ?」




日「は?」




隆「俺は浮気もしないし一途だし、
      仕事に対しても真面目な誠実な男だし、
     金銭面以外は佐田さんに負けてないやん?」





日「……ここまで自分褒めまくってる奴
       俺初めて見たわ………






隆「でも2人ともお互いに
      まだ未練あるっぽいから、悔しい」





日「え、そうなの?
      最近のお前といる宇野見てると
     そんな感じしなかったけど」





隆「え、そう?♡

    ハッ!いやいや…

    2人とも好きだった人のことは気になる
    って言って俺に話聞いてくるし…」





日「 今 一瞬 喜んでただろ…

     ……でも、好き "だった" だろ?」





隆「好き "だった" なら気にならなくない?」





日「え?」





隆「少なくとも、俺は 好き "だった" になったら、
      もう全く気にならないけどね」





日「…………」






隆「だろ?」






日「…まぁ…それは人によるからな…」







隆「………… 」